空白の午前中の2つの記憶
なんだかよくわからないうちに問題が解決してしまった―こういうのがいちばんタチが悪いんだけど―土曜日の朝(この記事の文末に書いたように、この話には後日談がある)。
とにかく、テレビとブルーレイレコーダーが復縁してくれたことにほっとしてしまったのか、この日の午前中、自分が何をして過ごしたのかよく覚えていない。でも、きっといまと同じようにパソコンに向かってブログ記事を書いていたと思う。それにしても、最近さらにキーの誤打が多くてイライラする。その解消のためにもっとカルシウムをとらなければ(って、そっちかい!)。
でも、ポツンポツンと2つの出来事は覚えている。
1つはネットで観た新聞記事で『スマタで訓練』という見出しがあったこと。
なに?ナニ?何?
素股で何の訓練をするの?
ねえ?ネエ?姉?
訓練中、間違って入っちゃったらどうするの?
ワタシ、思わず頬を赤らめてしまったんです……と思ったら、ちゃんと読みましょうね。『サスマタで訓練 不審者対応で』だった。
やれやれ。困ったジジイだ、私は。
もう1つは、江別市から LINE で「声かけ事案の発生」というトークが届いたこと。
で、防犯標語の「いかのおすし」って、私は初めて聞いたけど、これって『いか』はあれで、『の』はあの意味で……って覚える方がたいへんじゃないかって思った(2004年に警視庁少年育成課と東京都教育庁指導企画課が作った標語だそう)。
いや、この不審な男と同じ60から70歳くらいの年齢の私の記憶力が悲惨なだけで、子どもならすぐに覚えるのかもしれないけど。実際、あるサイトには "子どもが簡単に思い出せるような形で構成されている" と書かれていた。後期中年者の後半に位置する私には、全然簡単に思い出せそうにない。
私ならこの語呂合わせを覚えられないどころか、「えっと、あの『えびのおすし』って標語だけど」なんて、そこから間違ってしまいそうだ。
まったくもって、アホなジジイだ、私は。
あっ、この声かけ男。絶対に私ではないことをここに高らかに宣言する。
私にはダブルは無理。トリプルは絶対無理
そうこうしてるうちに(←上に書いたように何をしていたか定かでないが)、昼になった。
この日は「ホンコンやきそば」、小ライス付きにした。
一応、お野菜をお食べにならなきゃだめだわいとばかりにブロッコリーと、プロテインも大切だからと玉子焼きと、発酵食品は体に良いので漬物も食べた。っていうか、食事に気を遣っているというよりは、姑息な自己満足的逃避だ。
ホンコンやきそばを昼に食べたという報告を、ブログより一足先にインスタグラムで公表すると、フォロワーさんの一人が「無性に食べたくなるときは ×2の大人食いをします」とコメントをくれ、さらに「×3はさすがに苦しかった」とのコメントもくれた。
私は、小ライスは付けているものの、ホンコンやきそば ×2のダブルラーメン的事態を乗り切るのは、きっと無理だと思う。ましてや、×3は胃炎になること間違いなしだ。いや、それ以前に完食できない。
この日の夜は、私が料理当番を買ってでた。
って、鍋物の具材があると言われたので、じゃあ私が作るっていうだけの話で、威勢が良いわけでも積極果敢なわけでもない。
豚肉とニラをしばし見つめること1分。
よし、今日はみそ味の鍋にしようと決めた。
味噌だけで味つけすると味噌の量が多くなってくどくなるし、味噌汁の変奏曲みたいな味になりかねないので(どんな味だ?)、だしパックでだしを取り、さらにそれにミツカンの白だしを入れてうすく味つけ。
そこに豚肉を入れて煮込み、アクを取り、風味づけ程度に味噌を入れて味を調えた。残りの具材を投入し、仕上げにおろししょうがを入れて完成。
(なぜか)いつもよりちょっぴり奥行きのある味に仕上がり、妻からも「おいしい」との評価を得た。
少しづつではあるが、進化している64歳だ、私は。
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マーラーやブルックナーの曲をエアチェックしているときに、カセットテープを超高速でA面からB面に入れ替えるときの緊張感はたまりませんでした。のぞき窓からリールがテープの透明部分で見えるようになったら、即イジェクトを押して……
いやぁ、昭和です。