無理して動くと治った腰の痛み
 ちょうど一週間前の木曜日
 朝、起きようとするとけっこう激しい腰の痛みがあった。ぎっくり腰の痛みだ。またやっちまったか!

 突き刺すような苦痛に顔をゆがめながら起き上がり、歩くのもやっとだが、でも差し迫っている尿意のために陰部にも焼けるような苦痛が絶賛増加中で、その板挟みにあいながらもなんとかトイレに間に合い(便座に座るときにも衝撃的な痛みが走り、バリトン歌手がささやくような声で「おほぅっ」とうめいてしまった*)、そのあとまるで腰が痛くてしょうがないような人のような歩き方で階段を下りた。
  *)トイレリフォーム後、オシッコのときは男の子も座ってするよう、わが家の掟が改訂された。
    なお、今回新たに設置した INAX の「洋風タンク密結便器」の取説にはこう書かれている。

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 ところが朝ご飯の準備をしたり、なんだかんだ痛いながらも動き回っているうちに、2時間もすると痛みはほとんど消失した。不思議なことだが、寝返りをあまりしなかったか何かのせいで、腰の筋肉かなにかが一時的に固まったのだろう。この日は昼前に理容室に予約を入れていて、朝の段階では1時間椅子に座っているのは絶対無理ムリと散髪の儀の延期が危ぶまれたが、無事何ごともなかったように儀式は行なわれ、おまけに帰りにはうなぎふりかけまで買ったのだった。

 みなさんに私は言いたい。寝相が悪い方が健康的な生活ができるようだ、と。

  山賊生活に憧憬の念を抱く
 翌日は出社日。
 例のごとく、先行する特急「ライラック」が遅れて江別駅を通過したため、4分遅れで江別駅を発車した 『マイ列車』の134M は、律義に4分遅れで札幌駅に着いた。

 その数分後からおおよそ12時25分までの間、私は最上級レベルの幸福感に包まれまくっていた。この日すっかり腰の痛みがなくなっていたから、ではない。朝、札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンで買った「日替り弁当 A」が、私の大好物である「鶏の山賊焼き」だったからだ。

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 つまり、上に書いた幸福極まりない時間帯は『弁当の購入から食べ終わりまで』ということになる。

 それにしても、山賊焼きはどうしてこんなに私の舌を歓ばすのだろう。おいしくて、困っちゃうほどだ。これが毎日食べられるのなら、私、山賊になってもいい。いや、さすがに毎日だと飽きるか……っていうか、山賊って悪人だよな。盗人だもん。

 そっか、家で自分で作ってみればいいのか。そしたら自らを罪人に貶めなくて済む。
 ネットで、弁菜亭の鶏の山賊焼きの味に近くなりそうなレシピを探してみよう。