カードを提示してコトが済んだと思った私
積雪量が昨年の同じ時期の量に追いつきそうになりつつあった先週の金曜日。
札幌駅の西改札を抜けると、札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンでは駅弁の品出し中。隣の『非駅弁』の台はというと、黒い布ですっかり覆われていた。あの黒い布の下にはもう日替り弁当や幕の内弁当などが並べられているのは間違いない。でも、黒い布は「まだ営業開始前です」という何者も寄せ付けない強固な意志を放っていた。
ということで、手ぶらで出社。
午前中、強引に出かける用事を作り、用を済ませたあと、まずは弁菜亭ワゴンのそばに行った。しかし、この日の「日替り弁当 A」は、すでに何だったかすっかり忘れてしまったが私のお気に入りではなかったので、買わずにそこから撤退した。
次に「わくわく広場」に行き、この日は「アジト」の「しょうが焼き弁当」を買った。そう、この弁当こそが私が初めてアジトと出会った弁当。それからというもの、アジトファンになった私。
あのときとはラベルや盛り付け方のマイナーチェンジが施されているが、味とボリュームは変わらぬまま。満足、まんぞく、MANZOKU。
そのあと東急百貨店の地下へ。
やじ馬のように、この日が最後の営業となる「天一」を見に行った。見に行ったけど、いつもと違う様子はなく、ふだんとかわりなかった。本来ならいままでの感謝を込めて今日はここで天丼弁当を買うべきなのだろうが、こないだいじわるされたからその気にならず、先にアジトの弁当を買ったのだった。
話は変わるが、先日1月27日に新登場というセコマのカップ麺「濃厚ねぎ味噌ラーメン」を買った。
チラシによるとアプリクーポンの提示で20円引きだ。
「MOH倶楽部」の会合の帰りに私はセイコーマートに寄り、このカップ麺やプリン、冷たいカップそばを買ったのだった。
レジで会員カードであるペコマを提示して会計。
しかし家に帰って冷たいカップそばを食べながらレシートを見ると、カップ麺が20円引きになっていない。
なぜだ?
と、ここで私は己のミスに気づいた。
そうなのだ。スマホのアプリでクーポンを提示しなければ割引きにならないのに、私はペコマを提示したら割引きになると、会計のときに勘違いしてしまったのだ。
ペコマで会員割引価格の対象となる商品と、クーポンで割引きになる商品。
そこの区別をきちんと押さえておかねば。
もうすぐ64歳の誕生日を迎えるにあたり、あらためて自分に「しっかりせい!」とカツを入れたのであった。
「濃厚ねぎ味噌ラーメン」はこないだの日曜日の昼に食べた。
濃厚でピリッと辛くて大きめカットのねぎが入っていて(←看板に偽りなし)、お供にしたライスにもぴったり。でも、かやくが長ねぎだけなのが寂しい。せめて挽き肉片でも入ってたらうれしいんだけどなぁ。
私はスマホでクーポンを表示して読んでもらい、そのあと財布を出してお金を出す(あるいは画面を切り替えて電子決済する)という一連の動作にひどく焦りを感じてしまいます。とても苦手です。