これを穿けば長い曲のコンサートでも安心?
 先日、妻と私のパンツを買いにイオンに行ってきた。

 パンツというのはズボンではなく、下着のパンツである。
 パンツといっても私が穿いているのは、ピッチピチ、モコモコになるラインが鮮明になるパンツではなく、ブカブカ、ひらひらで陰部や臀部の状況を察することができないトランクスである。

 いつもは無印良品でトランクスを買っているのだが、この日は他の買い物ついでに10%引きセールということもあって、イオンに行ったのだった。

 イオンの下着売り場になんてふだんは行くことがないので知らなかったが、いまはこういったパンツが実に充実した品ぞろえで並んでいた。

20241203Aeon

 う~ん、迷う。
 シミ対応よりもちょい漏れ対応の方が安心か?
 いや、それを言うんだったら軽失禁対応の方が間違いないだろう。
 でも、穿いた感覚はどうなんだろう?厚みは?ズボンが盛り上がったりしないのだろうか?

 このようにいろいろ夢、いや、想像がふくらんだが、ふくらませただけ。
 よりどり2枚で980円のふつうのトランクスを買ったのだった。

 しかしながらこれから先、近い将来の生活を考えたとき、こういう商品が売られていることに私は大きな安心感を得ることができた。

 ところで、この世でいちばん(時間的に)長い交響曲としてかつてギネスブックに載っていたのはマーラーの交響曲第3番(とブライアンという人の交響曲第1番)だった(現在はこの項目なし)。

 私は過去2回、マーラーの第3交響曲を札響定期で聴いているが、ええ、そりゃ緊張したものだ。お股のあたりが気になる。気にするとさらにしたくなるような感覚が強くなる。まあ、幸いにも、途中で音楽に引き込まれ、股間の存在を忘れることができたけど。

♪ 今日の一曲 ♪
 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の「たくましい想像力(Starke Einbildungskraft)」。
 歌曲「若き日の歌(Lieder und Gesange aus der Jungendzeit)」(全14曲)の第9曲。

Mahler4Gatti