北旭川行き、1083列車と断定
 先週の月曜日は在宅勤務だったのだが、昼は久しぶりに S&B の「ホンコンやきそば」を作って食べた。私の舌は長年親しんでいるその味を小脳に伝え、小脳は歓びの微電流を私の全身の隅々の神経細胞にまで伝達した。

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 翌日火曜日の朝。
 江別駅で、時刻表にないあの貨物列車を江別駅東側の跨線橋の上から撮影した。機関車の顔がきちんと写った写真が撮れなかったのは、スマホだとシャッターボタンを押してからややタイムラグがあって、ふつうのカメラのように押した瞬間にカシャッとならないためである。言い訳ではない、現実問題なのだ。かといって、黒死病を患っている PENTAX K-S1 を持ち歩いたところで、いざというときには役立たないだろうから、持ち歩くだけ骨折り損のくたびれもうけってことにしかならない。

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 ところでこの列車についてネットでいろいろ調べてみた。
 すると「川崎界隈貨物事情資料室」というサイトに、函館線のお手製のダイヤグラムがアップされていた。
 それを見ると、この謎の貨物列車の江別駅通過時刻(6:54)がダイヤグラム上の「1083列車」と一致することがわかった。ただし、このダイヤグラムは2023年4月現在のダイヤをもとに作成されている。

 あらためて私が pdf 保管していた2022年3月改正のコンテナ時刻表を見てみると、確かに6:43札幌貨物ターミナル発北旭川行きの1083列車が記載されている(ただ、このダイヤグラムでは札タ発6:39発のように読める。江別通過は6:54で23年現在のダイヤグラムもいま現在も同じ)。

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▲ 川崎界隈貨物事情資料室のサイトにあったダイヤ(23年4月現在)

▼ 22年3月改正のコンテナ時刻表
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 でも、前回載せたように2024年3月改正のダイヤでは1083列車は時刻表にはない。再掲するが、下り列車が1081列車の次は1085列車と列車番号が飛んでいる。

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 『貨物 北海道 1083』などとネット検索すると、1083列車が過去に時刻表に載っていたころの投稿に限らず、今年になって撮影した1083列車の写真や動画を当然のごとく投稿している人たちがいる。つまり貨物列車ファンにとっては1083列車は当たり前の存在なのだ。しかし、なぜ1083列車が時刻表に載っていないのか触れてあるサイト(投稿)はない。

 まるで認知されていないような列車ではあるが、この列車が1083列車に間違いないことがわかった。わかったけど釈然としない。まさか、時刻表に載せ忘れてましたってオチじゃないだろうな……

  彼女は布をめくらなかった
 1083列車の写真を撮ったあと、いつものように134M に乗って札幌へ。
 西改札口を抜け札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンに行くと、店員さんが駅弁を並べていた。横のワゴンの『非駅弁』はもう並べ終わったようで上に黒い布がかけられていた

 「いいですか?」と私。「まだ準備中です。お待ちください」と彼女。「わかりました」と私。

 ごもっともである。本来の開店時刻までまだ15分ほどあるのだ。
 けど、ここで待つにはあまりにも居心地が悪い。
 「わかりました」とは言ったものの、消沈した気分でその場をそっとあとにし、右手に500円玉を握りしめたまま私は会社へと向かったのであった。

 その日の昼は、会社近くのセブンイレブンで新商品シールが貼られた「鶏めしごはん幕の内」にした。
 『めし』に『ごはん』とは言葉がかぶってるじゃないか、なんてことも疑問に思わずに、鶏めしファンの私はおいしくいただいた。

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 コンビニで買い物をするときはクレジットカードでタッチ決済をすることが多いが、セブンのタッチ決済は他の店(ファミマなど)に比べ、決済が完了するまでの時間がやや長いように思う。

 にしても、道南での貨物列車の脱線。
 早く復旧してほしいものだ。

♪ 今日の一曲 ♪
 鉄道ファンだったドヴォルザーク(Antonin Dvorak 1841-1904 チェコ)の交響曲第9番ホ短調Op.95,B.178新世界より(Z noveho sveta/From the New World)」(1893)。

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