歩みを進める足に抵抗を感じた朝
 札幌や江別で今シーズン初めて雪が積もった日は、午後からは曇りになるという予報に反してしつこく降り続け、初めてのくせに芋づる式に積もりに積もって5センチくらいになった(←表現が変ではあるが、私としてはここでどうしても『芋づる』と書きたい欲望を抑えきれなかった)。

 翌日-つまり大安の金曜日-の朝は晴れてはいたが、足元はシャーベット状のグシャグシャした雪がたっぷり。歩きづらいったらありゃしないわけで、余計なところに力も神経も使って歩いたので、江別駅に着いたときには内もものあたりがすっかり疲れてしまった。

 この日も乗ったのは134M 列車(721系だった)。

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  あの貨物列車の正体は?
 この列車は7:02に回送列車として札幌方面から江別駅に到着するが(4番線)、その3~4分前には小樽が始発の岩見沢行きの普通列車(123M)が江別駅に到着(6:58)し出発(6:59)したばかりだし(3番線)、123M列車の4~5分前には札幌方向から岩見沢方向へと貨物列車が通過する(3番線。この貨物列車は札幌貨物ターミナルを出発したものに違いないが、JR 貨物のコンテナ時刻表で調べてもこの時間帯に北見(あるいは北旭川)に向かう列車はなぜか載っていない(江別を通る貨物列車は北旭川か北見、富良野に行く便に限られるはずだ)。

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 函館線(札幌貨物ターミナル→北旭川,滝川)の部分を拡大掲載。
 なお、富良野行きは札幌貨物ターミナル9:30発。

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 毎日定期的に走っているようなのだが、回送列車なのだろうか?あるいは臨時列車か?

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 また、134M 列車として折り返すべく4番線に入線した回送列車が到着して数分後には、札幌6:52発網走行きの特急「オホーツク1号」が通過する(3番線。写真は134M 車内から撮った最後尾。『最』といっても3両編成なんだけど)。
 何を言いたいかというと、この時間、下り線はなかなか(函館線としては)過密ダイヤなのである。
 ついでに言うと(余計な情報だが)、134M 列車は車掌が女性であることが多い。

 この日は西改札前の札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンは、まさにワゴンを設営し終わったばかりでこれから弁当を並べるところ。男性2人-そのうち一人は弁菜亭氏-が焦り気味に準備に追われていた。
 まだワゴン上には弁当がない。弁当を運ぶのに使うプラスチックのボックスコンテナを見ると、ハンバーグ弁当や今月のおすすめ弁当(霜月)、幕の内弁当の姿はあるが、日替り弁当は見当たらない(きっと下のボックスに入っているのだろう)。ということで、日替り弁当が何か気になったが忙しそうにしているおじさんたちに「今日は山賊だったりしなぁ~い?」と聞くのも悪いので、この日は「幕の内弁当」にした。

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 それにしても、7:50過ぎに江別駅を通過するあの貨物列車の正体が気になる。

♪ 今日の一曲 ♪
 ベルリオーズ(Louis Hector Berlioz 1803-69 フランス)の交響曲「イタリアのハロルド(Harold en Italie)Op.16,H.68(1834)から第4楽章「山賊の饗宴,前景の回想(Orgie de brigands, souvenirs de scenes precedentes)」。

BerliozRomeoMaazel