いまや私の備蓄は1個か2個
 かねてより、かつては庶民の味方の代名詞的存在だった『さんま蒲焼缶詰』の高騰を嘆いている私だが、11日付の北海道新聞朝刊に私と同じような生き方をしてきて、同じように現状を憂いている人の投稿が載っていた。年齢も私と同じ63歳。1961年生まれの人は、さんま蒲焼缶詰にひときわ強い執着を持っている人が多いのだろうか?

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 という私だが、さんま蒲焼缶詰がとても好きなわけではない。子どものころ十分食べたってこともあるし、食べ終わったあとに思わず上がってくるゲップのフレーバーが好きではないのだ。でも、1年に1回か2回は無性に食べたくなる。その『無性度』は強烈だ。だから、そのときのために家庭に最低でも1缶は常備しているのである。

 さて、この日は朝から良い天気。
 134M 電車の窓からも車内に「今日もがんばるぞ!」と思わせるような気がしないでもないような気がする陽が差し込んでいた。

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  やきとりだけど豚なのに室蘭ではない
 そして、アサイチで外勤。
 10時過ぎに「わくわく広場」に行き、この日も「アジト」の弁当がターゲット。初めて「やきとり弁当」を買ってみた。自称「人気メニュー」である。

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 『やきとり』といっても、鶏串ではなく豚串。3本とも豚串だ。
 じゃあ『室蘭やきとり』なのかというと、玉ねぎではなく長ねぎを使っているから、室蘭やきとりではない。

 味はちゃんとした豚串(タレ)の味だが、濃いめ。そして、口直しのおかずがないため-漬物までタレがたっぷり絡まっている-途中から単一の味の攻撃に負けそうになる。
 やっぱり、焼鳥弁当は「日本一」のが良くできていると思う(ハセガワストアのものは食べたことがない)。
 そしてまた、私がこれまで食べた「アジト」の弁当の中では、おかずが充実している点からも「鶏五目ご飯」がいちばん満足度が高いと思った。

 なお、店の端の方の平台の上に、納品記録帳のようなものが置いてあった。
 弁当やパンを納入した人たちが時刻や個数を記入するためのものらしい。
 ちらっとみるとこの日の「アジト」の納入時間は 9:05 になっていた。早くからお疲れさまです。いったい、何時から弁当を作り始めているのだろう?

♪ 今日の一曲 ♪
 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)のピアノ・ソナタ第1番Op.12(1926)。
 単一楽章のソナタである。

ShostakovichPfMusic