永年無料って言ってたじゃない!
そうなのである。まったくもって「やられた!」って感じだ。
au から『重要なお知らせ』のはがき-と言っていいのだろうか?こういう見開きの郵便物を-がわが家に届いたのは9月12日のことだった。
その内容は、現在 au から貸与されている ホームゲートウェイ(HGW)に備わっている「内蔵無線 LAN 機能」の月額利用料を550円から660円に値上げするというものだった。それだけではない。これまでは「au スマートバリュー」が適用されている場合は、その内蔵無線 LAN 機能を利用するオプション料金は550円割引きされていた。つまりプラマイゼロで実質無料だった(なお、HGW 自体のレンタル料は無料なので、内蔵無線 LAN 機能を利用しない場合は「au スマートバリュー」が適用されなくても無料)。
しかし、今回の改定で割引料金は330円に。つまり「au スマートバリュー」が適用されていても、660-330=330円の負担が発生するようになるのだ。
あらためて「au スマートバリュー」の条件を書くと、以下のとおり。
① au のスマホ回線を契約している
② 「au ひかり」など KDDI 指定のネット回線を契約
③ au ひかり電話に加入
ここに書いたように、昨年末に au から最新のホームゲートウェイに交換しませんかという案内があり、即行で申し込み。その半年前に買い換えたばかりのアイ・オーのルーターの出番がなくなりオークションで売ってしまった。もう、au の HGW 内蔵の無線 LAN 機能で性能的には十分だと判断したからだ。
そして、「au ひかり電話」や au のスマホを解約しない限り、死ぬまで月々利用料は実質ゼロ。私の老後は安泰と思われた。少なくとも無線 LAN に関しては。
ところが、今後はいきなり毎月330円の負担が発生する。
1年で3,960円。2年で7,920円。2年半で9,900円。
1万円で自前の無線 LAN ルーターを買っても2年半で元が取れる(10月から付加される新しいサービスの「ギガぞうWi-Fiサービス」は私には利用する機会はないと思われた)。
それにしても、こんなことならオークションに出すんじゃなかった。って、こんなことが起こるとは想像もしていなかった。だって、上のリンク先記事にも写真を載せたが、新しい HGW への交換案内の DM にだって『永年無料』って書いてあったんだし。
案内が来たのが12日なのに、解約専用フォームの受付締め切りが25日までというのも、あまり余裕がない話だ。
それでも、また自前でルーターを用意すべきかどうか少し悩んだ。急ぐことはないだろうか、と。
まる子のシールがもらえたので買ってよかった!
案内が届いた2日後。
お孫ちゃんがわが家に遊びに来たときに、たまたまお孫ちゃん(兄)と江別のケーズデンキに行く用事があった。
一応、ルーターのコーナーに行ってみると、在庫限りで 「I-O DATA」のルーターが安くなっていた。安くなっていたといっても、もう終売となっているヨドバシ.com などの最終時の価格よりは高い。でも、まあ、いいか。ということで、買った。
会計時に、お孫ちゃんは店員さんからちびまる子ちゃんのシールをもらって大喜び。
その笑顔を見たときに、やっぱり買ってよかったと思った。
そのあと、内蔵無線 LAN 親機機能の解約手続きも済ませた。
解約の手続き画面には、『解約しても HGW に LAN ケーブルを接続することでパソコンなどでインターネットを利用できます』とか『ご自身で用意した無線 LAN ルーターを HGW に有線で接続することで、無線 LAN が利用できます』といった説明が書かれていた。
それを見て、親切な説明だけど、もしかして内蔵無線 LAN 親機機能のサービス自体をやめたがっているのではないか?。ちょっぴりそう思ってしまった。
現在は HGW と I-O 機の2台から Wi-Fi 波が飛んでいるが、トラブルは起きていない。
10月1日なったら、わが家の HGW の『無線』のランプは消灯しているはずだ。
10月1日なったら、わが家の HGW の『無線』のランプは消灯しているはずだ。