虫が出てきちゃ困るので熱攻撃
 リビングに置いてあるパキラの鉢植え。
 これを買ったのはいつのことだったろう。少なくとも5年以上にはなる。もしかすると10年ぐらい経つのかもしれない。「ホクレンショップゆめみ野店」に入っている「たかはしダリア」でセール品になっているのを買った(たかはしダリアがこのスーパーにテナントとして出店したのはいつごろのことだっただろう?)。そのときの(地際からの)丈は50cm くらい。それが今や150cm ほどになった。

 この間、一度も植え替えていない。
 「植え替えなきゃ、植え替えなきゃ」と思いつつも、籐の鉢カバーの大きさの関係で鉢をサイズアップするわけにもいかず、何年にもわたってずるずると延ばしてきた。
 そして「鉢をサイズアップすると鉢カバーに納まらなくなるし樹高もさらに高くなる。だったら鉢の大きさをアップしないで、植え替えだけしよう」と後ろ向きな決断をして、先週の土曜日に実行に移した。

 これが植え替え前。

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 土は百均(DAISO)のものを使用。2週間ほど前に買ってあったのだが、袋に『胞子のため表面が白く覆われることがある』とか『虫が発生することがある』と書かれていたので、未開封のままの袋を雨の日以外は毎日日光に当てて殺菌、殺虫を試みた(効果があったかどうかは、今後白くなったり虫が出て来たりということがあるかないかで明らかになる)。
 なお、容量から考えれば園芸用培養土はツルハドラッグの店先に積んであるやつがいちばん安くつくように思う。今回はそんなに量がいらないので百均のものにしたが……

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 予想通り、というか当たり前のことだが、これまでの鉢の土はかたくかたまっており、通気性が悪いのが見ただけでわかった。こんなところに植えられていたなんて、ほんとうに申し訳ないことをした。
 それらの土を根からていねいに取り除き、新しい土に植えた。

 サイズアップしないものの、鉢も新しいものに替えた(気持ち程度だが、ちょっぴり大きくはなった)。

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 あとはちゃんと根付いてくれることを願うだけだ。

  生き残ってくれたナスは立派な実をつけてくれた
 庭ではミニトマトが赤く色づき始めた。ピーマンも大きくなってきた。
 2本苗を買ったうち、生き残ったナスも実をつけて順調に大きくなっている。キュウリの実も2本目が肥大中。タネが古いため発芽率は悪いが、コマツナも収穫期を迎えている(右はつるなしいんげん。いずれも21日に撮影)。

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♪ 今日の一曲 ♪
 「木の葉を編み合わせて(Encintured with a twine )」。
 ブリテン(Benjamin Britten 1913-76 イギリス)の「ノクターン(夜想曲。Nocturne)」Op.60(1958)の第3曲。

 この作品は8曲からなり、テノール独唱とフルート、イングリッシュ・ホルン、クラリネット、ファゴット、ホルン、ハープ、ティンパニ、弦楽合奏という編成。
 各曲のタイトルと詞の作者は、以下のとおり。

 1.詩人の唇の上に私は眠った
  On a poet's lips I slept P.B.シェリー
 2.大海原のとどろきの下 
  Below the thunders of the upper deep A.テニソン
 3.木の葉を編み合わせて
  Encinctured with a twine of leaves D.H.コールリッジ
 4.真夜中の鐘が鳴りつづく
  Midnight's bell goes ting T.ミドルトン
 5.だがあの夜
  But that night W.ワーズワース
 6.彼女は静かな、最後の息をしながら眠っている
  She sleeps on soft last breaths W.オーエン
 7.夏の風ほどやさしいものがあろうか?
  What is more gentle than a wind in summer? J.キーツ 
 8.私がまどろむ時、私の目は最もよく見える
  When most I wink, then do mine eyes best see W.シェイクスピア

BrittenSerenade