旅行3日目の月曜日は、朝から鎌倉へ向かった。
 鎌倉といっても、鎌倉駅や江ノ電沿線は激コミの可能性が大だということで、今回は北鎌倉駅周辺を平日の月曜日に目指す計画を、妻が立てた。

 北鎌倉駅に着いたのは9:30。

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 まずは駅のすぐ近くの「円覚寺」へ。
 入ってすぐのトイレとつながっている建物に、2年前に亡くなったという「しーちゃん」の祭壇が置かれていた。私は目を閉じて手を合わせた。

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 最初の門の横では、ピーター(池端慎之介)と賀来千香子がコマーシャルらしきものの撮影をしていた。「ウィッグ!」と言っていた。

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 境内の奥の方まで行って戻り、そのあとに向かったのは明月院。

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 まだアジサイの開花期を迎えていないので、ここも混雑しているというほどではなかった。
 アジサイもこのくらいの高さまで育てると見栄えがするんだろうと思ったが、江別の冬の雪のことを考えると、やっぱり低めに抑えておいたほうがいいか……。そんなことを考えた。

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 「花想い地蔵」を見て、私「花想いじじい」は温かな気持ちになった。

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  飲まなかったが食べ過ぎた?
 このあと、妻が旅行前にネットで調べ事前に席を予約していた店、「和創作料理 鈴や」に昼ごはんを食べに、再び北鎌倉駅の方へ向かった。

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 妻は「もり蕎麦、日替わり3貫、日替わり小鉢」、私は「もり蕎麦と海老と野菜天丼」。
 天丼セットはちょっと食べすぎかなと思ったが、強行した。
 このあともすぐにトイレに行けるようなところを歩かないので、ビールはやめておいた。
 開店と同時に入店したので、ほかにお客さんはおらず、また厨房から直接こちらを見られるような造りではないので、この日もリラックスした気持ちで料理を楽しめた。

 妻は、寿司もそばも、とくに寿司が、ネタが新鮮で、すごくおいしいと絶賛した。
 私が食べた天丼は、ふつうの天丼のようなタレがかかっていない。しかし、ご飯はほぼ無色透明のまるで出汁のようなタレがかかっており、そのしつこくない甘じょっぱさがとてもおいしかった。こういう天丼のタレは初めてだ。そしてまた、野菜がすごく新鮮に思えた。海老も尾をとってありオシャレに環状になっていた。もちろんそばもおいしかった。

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 昼食のあとは、建長寺へ。
 歩いて向かう途中、おなかがニヤニヤし始めた。いや笑い始めたのではなく、おなかをこわしそうな痛みには至らない違和感が生じたのだ。
 まずい!やっぱり食べすぎたか?蕎麦と天丼ではなく、蕎麦と天ぷらにしておくべきだったか?
 どうかお寺に着くまでおなかが下らないように!と祈ったが、祈りが通じたのか(←誰に?)じきに腹痛前風症状は治まった。

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 これが「さざれ石」。こういうものだったのね。

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 見学したあと、来た道を戻って北鎌倉駅へ。
 途中「三日月堂 花仙」でおみやげのどら焼きと最中(もなか)を買う。
 こんな自販機もあった(中はカラだったように見えた)。

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 そして、北鎌倉駅から東京駅に向け電車に乗ったのであった。

 この日は雨の予報だったが、ほとんど雨に当たることがなく済んだ。また、アジサイの時季にはまだ早く、かつ、平日のせいか、どこも混みあっていなかったことも幸いだった。

 鈴にちなんで、今日はマーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第4番ト長調(1892,’99-1901/改訂1901-10)。

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