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第1回定期でも演奏されたJ.C.バッハのシンフォニアOp.18-4
1989年3月22日、札幌交響楽団は第300回目の定期演奏会を行なった。
第300回目を記念し「札響祭」として、翌23日も第301回定期演奏会が開かれた(プログラム後半は両日共通の演目)。
当日配付されたパンフレットと、別冊の『定期演奏会全演奏記録』を5回にわたってご紹介することとする。
なお、私は初日の第300回の方を聴きに行った。
クリスティアン・バッハ(Johann Christian Bach 1735-82 ドイツ)のシンフォニア ニ長調Op.18-4。
1779年にロンドンで出版された「6つの交響曲(6 Grand overtures)の第4曲で、歌劇「シピオーネ(スキピオ)の慈悲(La clemenza di Scipione)」の序曲である。