ふたたびカレーを求め……

 道央道を虻田洞爺湖インターで降り、昼食調達のために『Lake Hill Farm』へ。
 ここに寄るのは昨年の10月以来。この日は天気が良く、ここからも羊蹄山の美しい姿がはっきりと見えた。

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 まだ9時過ぎで、店内で飲食しているお客さんはいなかったので、カメラ小僧のように写真を撮りまくってしまった。

 この日もテイクアウトで「村一番カレー」とピザを注文。
 出来上がるのを待っている間、妻がソフトクリームを頼んだので(棟続きの隣の店舗)、数口おすそ分けしてもらった。

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 約一週間前には、江別の町村農場でもミニソフトを食べたが、どちらも甲乙つけがたいおいしさ。レイクヒル・ファームの方が、ミルクのコクが強いかも(自分の舌に自信はないが)。

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 そのあとは妻の実家へ。
 前回はカレーの写真を撮り忘れたが、今回も2口ほど食べ進んでから「やべっ!写真撮るの忘れてた!」と、慌てて撮影。どうか、食べかけなんて美しくない!なんて言わないでいただきたい。

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 『田舎風』という触れ込みだが、それは野菜がごろごろ入っているからということだろうか?とすれば、『おふくろ風』ともいえる。
 前回も書いたが、おいしいカレーだ。素朴でやさしい味なのだが、ちょっぴりスパイスが効いていて、その『ちょっぴりさ』が絶妙(スパイシーなカレーは、私は得意な方ではない)。
 牛肉はこの牧場で生産された牛のものだというし(ビーフに合ったルーの味ともいえる)、おそらく野菜もそうなのだろう。とすると、業務用のレトルトカレーではなく、手作りカレーってことになるが、何のルーを使っているのだろう?とても知りたい気分(カレー粉から作っているのではないと思う)。また、『田舎風』というところから、もしかしてしょうゆなんかを隠し味に使っているのだろうか?この味、自宅でも再現したい……
 ピザは、ピザソースではなくミニトマトがたっぷり使われていて、これまたシンプルながらも飽きのこない味。素材のおいしさが伝わってくる。

  なぜあえて小さいところにトライする?
 昼食後、3時間ほど滞在し、帰りは中山峠経由で(往復を高速利用にすると、約8,000円にもなってしまう)。
 昨年の夏に「道の駅 望羊中山」がリニューアルされ、テレビのニュースでも盛んに取り上げられていたが、今回リニューアル後に初めて行ってみると、まあこんなものなのね。報道って、大げさね。
 結局何も食べも買いもせずに出発。にしても、札幌方面へは駐車場から右折で出なきゃならないので、道が混んでいるときはたいへんそうだ。

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 定山渓を過ぎ、途中、国道230号線沿いにある豊滝除雪ステーションに寄る。
 ここは、トイレを開放してくれているのだ。

 でも、こんなどうしようもない大人がいるとは!
 どーもならんな。

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 藤野にさしかかると、カーナビが、「渋滞しているが、汝、ルートを変えるか?」と聞いてきた。
 新しいルートを選んだら、真駒内公園の方を回る道を案内され、どうもかえって時間を食ってしまった感じになった。

 ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827 ドイツ)の「田舎に着いて、はればれとした気分がよみがえる(Erwachen heiterer Empfindungen bei den Ankunft auf dem Lande)」。
 交響曲第6番ヘ長調Op.68田園(Pastorale)」の第1楽章。

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