みんなが主役!
早いものでもう5日なってしまったが、つい4日前に4月になったことをまだ覚えている人は少なくないだろう。そしてまた、新社会人のみなさんにおかれては、「ちぇ、1日は月曜日か。一週間まるまるあるなぁ。ついてねぇなぁ」と嘆き悲しんだ正直者も少なくないと思う。そういう正直さが、今後のあなたの出世にプラスになることを、このおじさんは祈っている。
さて、4月1日は、旧社会人である私も「ちぇっ!」と思いながら出勤した。
しかし、電車が札幌駅に着くと、さっそうと改札機を通り抜け、気を取り直して-考えてみれば別に気を取り直す必要はなかったのだが-西改札前の札幌駅立売商会(弁菜亭)のワゴンに向かい、この日から新メニューになった「今月のおすすめ弁当 卯月」を買った(買うときに、一瞬「コロッケかぁ。ちょっとなぁ」と思ったが、みなさんに「今月のおすすめ弁当」を紹介するのが私の責務なので、発売初日に食する腹をくくったのだった)。
「卯月」のメインのおかずは何のなのだろう?コロッケも鶏肉唐揚げもすき焼き風の煮物も肉団子も、どれも主役をはれる存在ではない。主役不在、優劣無しの皆平等な無目的サークルって感じだ。
この肉団子が想像以上に私の口に合った。
白ご飯とペアを組んでいたのは、春らしさを感じるピンク色の『しらす香梅飯』というもの。こういう名前を初めて目にした。
主役は異動者
この日の夜は、急きょ飲んで帰ることに。
4月1日付けで当北海道支社に転勤してきた人の『とりあえずの』歓迎会を、ホルモン焼きの店でやることになったのだ。
私は初めて行く店で、塩・コショーで自分で味をつけて食べる方式。
おいしかったがちょっと塩分を取りすぎた感じがした。
さて、「ちぇっ!」と思いながら始まった2024年度の第1週も、ようやく今日、金曜日を迎えた。
今日一日踏ん張って、土日はのんびり休みましょう!
ヴェルディ(Giuseppe Fortunino Francesco Verdi 1813-1901 イタリア)の歌劇「トロヴァトーレ(Il trovatore)」(1853初演)からアリア「炎は燃えて(Stride la vampa!)」。