『生姜焼き』ではなく『ポークジンジャー』
大丸の地下の「井泉」で頼んだヒレかつ重ができあがるまでここのデパ地下をさまよい歩いていたわけだが、そのときに気になる弁当を発見してしまった。
OWL'S DELI(アウルズデリ)の隣の「OBENTO29」という店。
記憶違いでなければ、この場所がかつて「つな八」があった場所のような気がする。
そこの「北海道余市産 北島農場 北島豚のポークジンジャー弁当」(980円)である。
『丼』ではなく『弁当』なので、二重構造の容器。
明確な違いが何かと問われると私としては困惑してしまうが、「豚の生姜焼き弁当」ではなく「ポークジンジャー弁当」である。
そのせいか、おかずは洋風にポテトフライやピクルスが入っている。でもナムルもあって、これはカレー風味(私にとってこれは好きな味ではなかった)。和食のうま煮も同居していたが、この鶏肉も味が浸みていておいしかった。
豚肉は4枚。しっかりとショウガの味がするやや濃いめの味つけがご飯を進ませる。足りないくらい。豚肉も赤身と脂身のバランスが良く、肉厚で『良い肉』だというのがわかる。
これまた、すばらしいトンちゃんに出会ってしまった。北島さん、ありがとう!
こうして2023年度の職場における昼食は、すばらしい弁当との新たな出逢いで締めくくられた。
シューマン(Robert Schumann 1810-56 ドイツ)の「3つの詩(3 Gedichte)」Op.29(1840.詞:E.ガイベル)から第3曲「流浪の民(Zigeunerleben)」Op.29-3。
中学校の合唱コンクールで、3年生のときに私がいたウサギ組が自由曲として選んだ曲が、この「流浪の民」だった。あのとき栄誉ある独唱を押しつけられた、テノール役の S 君と バス役の Y 君は元気なんだろうか?(←ほとんど真剣には気にしてない)。