「塩」に『濃厚』表現はそぐわない?
 今週の在宅ワークは2回。
 火曜日の昼は、(この日はパート仕事が休みの)妻が具が鮭のおにぎりを2個と玉子焼きを作ってくれたので、素直に喜んでそれを完食した。

 木曜日の昼は、「菊水」の麺とスープでラーメンを作って食べた。つまり、家ラーだ。
 このところ「菊水」のラーメンスープでもセレブ版である「濃厚醤油」と「濃厚味噌」のおいしさを知り、皆さんにもお教えしている忠実な伝道師・MUUSAN であるが、この日は「菊水」の塩ラーメンスープのセレブ版である「鶏白湯塩」に初挑戦(製造は和弘食品)。
 醤油や味噌の場合は『濃厚』なのだが、塩の場合は『濃厚塩』とは名づけなかったということだ。確かに塩味に濃厚という表現はマッチしない感じがする。
 価格は「濃厚醤油」「濃厚味噌」と同じ149円だった。

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 少し湯煎して温めてどんぶりに注いぐと美しい緑っぽいスープが。塩なのに透明ではない(だって、白湯ですもの)。

 そして完成したラーメンがこちら。目玉焼きもどきをトッピングしたりして無茶苦茶だが、そこは許してほしい。

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 私は塩ラーメンはあまり食べない。味に物足りなさを感じることが多いからだ。しかし、このスープはパンチがある。白湯スープを知らなかったわけではないがあまりなじみがないので、これが『塩なの?』と思った。これなら不満はない。いや、満足だ。ただ、透明であっさりした味の塩ラーメンが好きな私の妻は、あまりお好みではないかもしれない。
 スープの袋に書かれてもいるが、確かにこの味、鍋物のスープにもピッタリな感じだ。
 おいしかったぁ。でも、やっぱりいちばん好きなのはしょうゆ(醤油)ラーメンだなぁ。

 ところで、その4日前の3月3日の昼は「濃厚味噌」でラーメンを作った。
 実は過去「濃厚味噌」と「濃厚醤油」でスープを作ったときは『もっと簡便に』というやり方でスープを作った。つまり、どんぶりに入れたスープの素をお湯で割る方法である。しかし、メーカーが推奨しているのは、スープを鍋でひと煮立ちさせる作り方だ(西山製麺のスープの場合も同じ)。

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 そこで、このときはもやしもあったので、もやしを入れて鍋で煮たたせて作ってみた。

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 『簡便法』に比べて明らかにコクや味わいが違うかといえば、私にはそこまでの違いは感じなかったが、もやしや、あるいはほかの野菜を入れるときには、この方法で一緒に煮ながら作るに限る!(この日はラーメンらしくなく、でも大産地の江別らしくブロッコリーをトッピングしたが、これはあらかじめ別に茹でてあったものである)。

 なお「鶏白湯塩」スープには、『鍋でひと煮立ち』の作り方の記載はない。

 テレマン(Georg Philipp Telemann 1681-1767 ドイツ)の「忠実な音楽の師(Der getreue Musikmeister)」(1728-29出版)の序曲。

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