ワンタッチということは、温度調節はできないということです
 おとといの記事に続いて、先月の話をもう一つ。

 たこ焼き器を買った。
 たこ焼き専用の単機能のプレートである。
 たこ焼きプレートはマルチメディアとはほど遠いイメージだが、「ヨドバシカメラ マルチメディア札幌」で買った。最後の残り1個の在庫のものだった。価格は1,700円。

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 小学生や中学生のころ、私はたこ焼きが好きだった。特に「五番館」(のちの西武)の地下のたこ焼きが好きだった。

 ただ、20年ほど前にウチにあったホットプレートにはたこ焼きプレートも付いていたが、たぶん一度も使わないまま終わったはずだ。子どもたちもたこ焼きは好きだったが、家ではたこ焼きではなくお好み焼きを焼いて作っていたからだ。お好み焼きの方が一度に大量に焼けるし、キャベツがたくさん入っていて、肉も入っていて、栄養的にも主食になりうるからだ。

 それに、そもそも私はたこ焼きの作り方(焼き方)を知らなかった。当時は、プレートの穴に入れて焼いた半球形のものを、ころあいを見て2つ合わせて、球形のたこ焼きにするものだと信じ込んでいた。のちに、銀だこなどで焼いているのを見て、そういう合体作業は行なわないことを知ったのだった。

 とにかく、タコの神様が私に降りてきたのかどうかは知らないが、たこ焼きが食べたくなったら家でも作れるようにと、急に思い立ってたこ焼き器を買った(前日だか前々日に誰かがテレビでたこ焼きを食べているシーンを観たせいもある)。
 思い立ったら吉日で、DAISO で『たこ焼き返し』も買った。

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 スーパーに寄って、たこ焼きの食材も買った。たこ足ではなくタコ頭の方が好きなのだが、1パックの量が多いので足にした(でも、このたこ足のパックでは結果的に足りなかった)。

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 そして試しに作ってみた。
 お孫ちゃんが来たときのために、たこ焼きならぬ『ぎょにそ焼き』も試してみた。タコの代わりに魚肉ソーセージを入れるのである。これなら、お孫ちゃんが喉つまりすることはない。

 ネットで日清製粉の『たこ焼きの作り方』のレシピを読んだり、オタフクソースのたこ焼きの焼き方の YouTube を観て、勉強。

 こうして焼き上がったのがこちら。
 初めてにしては上々の出来ではないだろうか?

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 『ぎょにそ焼き』も、ソーセージがはんぺんのようにやわらかくなり、なかなかイケた。

 ショスタコーヴィチ(Dmitry Shostakovich 1906-75 ソヴィエト)のスケルツォ嬰ヘ短調Op.1(1919)。

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