一部にTitanを使ってます
 先月のことだが、富士メガネに行って新しい眼鏡(めがね)を作ってもらった。
 これまでかけていたメガネは2020年に作った中近メガネ。さすがにレンズ表面(のコーティング)に無数の細かい傷がつき、また老眼が進んだのだろう、手元の細かい文字が見えなくなったし、パソコン画面の、例えば『パ』と『バ』が識別しにくくなった。

 今回視力を測ってみると、近眼が弱まり(快方に向かい)、老眼が進んでいた。

 また中近にするか、遠近にするか悩んだが、結局遠近にすることにした。
 というのも、いままでの中近メガネでは車の運転などまだ遠くを見るのに支障はないが、新たに測った結果から今度は近眼の度数を弱くして老眼の度数を強くすることになるが、それだといまの中近メガネほどには遠くはよく見えなくなると言われたからだ。

 まあ、仕事でも以前のように真剣に長時間パソコンに向かわなきゃならない立場ではないので、遠近の方が無難だろう。そう思って、遠近にした。

 16,500円のメガネセット B にしたが、これに『視力年齢用』、つまり老眼との両用でプラス5,500円の22,000円。
 ただ、さらにプリズム、薄い色入れ、傷つきにくくするコーティング、圧縮レンズのオプションで、計5万円近くになった。まあ、いつもそうなんだけど。

20240129Megane

 新しいかけ心地は、とっても快適である。

 では、私のメガネのフレームはチタンだが、曲はタイタンを。

 マーラー(Gustav Mahler 1860-1911 オーストリア)の交響曲第1番ニ長調「巨人(Titan)」(1883-88/改訂'93-96)を、先日亡くなった小澤征爾の指揮で(ボストン響。1977年録音)。

 小澤征爾の元妻のピアニストの江戸京子も先月の1月に亡くなったばかり。こう続いたのもなんだか不思議。

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