1時間遅れの電車で着いた時刻はいつもとほぼ同じ
先週の金曜日の朝は天気が良かったが、前日の冬の嵐の影響はまだまだ残っており(この日もほしみ⇔小樽間は高波で終日運休)、私が7:20過ぎに江別駅に着いたときには、札幌方面に向かう電車を待つ人がホームに大勢いた。7:25発の列車を待っているのだが、この列車はほぼ定時運転。その前の7:15発が運休になったため、人がたまっていたのだ。
また岩見沢方面の列車も何本も運休していて、次の電車-30分ほどあと-を待つ人で駅舎の中も混んでいた。
私がいつも使っている、マイ列車である7:48発の江別折り返しの札幌行きは定時運行の予定だった。
ところが、いまから15分後にそのマイ列車が入って来る2番ホームに、別の札幌行きの列車が入ってきた。案内板を見ると、それは6:52発の電車だった。
なぜこんなに遅れたのか事情はわからないが、どっちにしろこの電車が発車しない限りマイ列車は入線できないわけで、ということはこの大幅に遅れている6:52発の方が間違いなくマイ列車より先に発車する。ということで、この電車に乗った。エアポート仕様の編成で、u シート車両に座ることができた(25分発に多くの人が乗り、さらに34分発をこの列車より先に出発させたのですいていた)。
列車は7:40ころに江別駅を出発。途中野幌駅でしばらく停車。というのも、白石-苗穂間で架線にビニール袋が引っかかっているのが発見され、安全点検をしているとのこと。それでも、10分も経たずに再び動き出した。
そんなわけで、この列車が札幌駅に着いたのは、いつも乗っているマイ列車が札幌駅に定時に着くときとほぼ同じ時刻。ということは、義理堅く江別駅のホームでマイ列車を待っていたら、もっと着くのが遅くなったということだ。賢明な判断をした自分をほめてあげたい。
かなりショックを受けていたようで……
この日は午前中に駅前に用事があって出かけた。
駅前といえば、今年に入ってすぐのタイミングで、佐藤水産が閉店(一時休業)した(ビルが再開発で壊されるので大通に移転)。10日ほど前のことだが、閉店になったことを知らなかったのか、店の前で茫然としている老婆の姿を見かけた。あまりにも茫然としているのでとても気の毒に思った。気の毒に思ったが、この人生の岐路に立たされていた老婆の写真を断りなく撮らせてもらった。
ところが、その弁当はこの日のこのときはなくて……(長くなったので、続きはまた明日)。
ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi 1678-1741 イタリア)のフルート協奏曲集(Concerti a flauto traverso)Op.10(1729/30出版)から第1番ヘ長調Op.10-1,R.433,F.VI-12,P.261「海の嵐(La tenpesta di mare)」を。