長靴を『パンク修理』
 DCM 上江別店でラーメンどんぶりの「龍鳳華美濃」を買ったとき、私は一緒に自転車のパンク修理キットを買った。
 こういうものは百均にあるのではないかと思い、その前にマックバリュ上江別店の中にある Can★Do に寄って見てみたが、パンク修理キットはなかった。
 DCM には自転車関連の商品がたくさん置いてあった。ふだん近づくことがないコーナーだが、冬場でもこんなに広くスペースが割かれていることに、ちょっとびっくりした。

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 パンク修理キットを買ったのは、いまはなき帯広の長崎屋で買ったママチャリのパンクを修理する、ためではなく、気がつくとゴムの継ぎ目が裂けていた雪かき用の『サブ』のスパイク長靴(有名優良メーカーのミツウマ製)を修理するためである(こういうのを見たことがない南方に暮らす人たちのために、靴底をお見せしよう。これで素足を踏まれたら、血が出るだろう)。なお、ふだんはスパイク付きではない長靴を履いて雪かきをしている。

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 裂けた箇所はここ。

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 修理キットの中身はこう。

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 楕円形のパッチラバーだと裂け傷の長さぎりぎりなので、円形のパッチラバーも使うことにした。
 作業は、箱に書かれた手順に忠実にそって進める。まずは広めにサンドペーパーをかける。

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 ゴムのりを薄く広めに塗り、乾くのを待つ。

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 まずは、楕円形のラバーを貼る。

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 ここで、ダンベルとハンマーを動員。
 ダンベルを長靴の中に入れ、貼った箇所の裏側のところにあてる。そして、ラバーを圧着させるために上からしつこくハンマーで叩く。

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 鍛冶屋のように叩いて、まずは1枚目が圧着(したと思う)。

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 さらに円形のラバーの貼り付けも同じ要領で取りし進めて、修理完了。

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 修理後まだ一度も使用して(履いて)いないので、修理が完璧だったかは、耐久性も含めまだ未確認。
 ちょっと気になるのは、指示通りゴムのりを薄く塗ったが、そのゴムのりがまだ8割がた残っているということ。キットに入っていた4枚のパッチラバーのうち2枚使ったのだから、理屈を言えば、ゴムのりの半量は無くなっていておかしくない。うすうすにし過ぎたのだろうか。そうだとしたら、すぐにはがれてくる恐れがある。

 ところで、ふだん雪かきなどのときに履いている長靴だが、履いて用事を済ませたあと-1時間後とか2時間後とか-に脱ぐと、ほぼ毎回、靴下のつま先や土踏まずのあたりなどが濡れている。長靴に穴が開いているわけでは、もちろんない。
 汗?それにしては濡れ方(箇所)にムラがある。
 ネットで調べてみると、この濡れは汗の場合もあるが、どうやら長靴の中が結露して起こるらしい。それなら、防ぎようがないか……

 アンダーソン(Leroy Anderson 1908-75 アメリカ)のサンドペーパー・バレエ(Sandpaper ballet, 1954)とミヒャエリス(Theodor Michaelis 1831-87 ドイツ)の森の鍛冶屋(Der Schmied im Walde, ?)を。

 森の鍛冶屋の CD は、私はもっていないので写真は無し。
 ここでも書いたが、この曲、私は1976年7月27日に NHK-FM の午前9時からのモノラル放送番組「家庭音楽鑑賞」で放送されたのをエアチェックし、それを聴いていた(ウェッセルデッカー楽団という団体の演奏)。
 そのテープも30年くらい前に処分したわけで、それ以降この曲を聴いていなかったが、先ほど YouTube で聴いてみた。なんと、ウェッセルデッカー楽団の演奏は曲の前半部分がカットされていたという事実を、いまになって初めて知った。

AbdersonStein