それはタチの良い『勧誘メール』だった
 先週の水曜日の朝、A 社の大阪支社に勤務している凸川さんからメールが来た。
 朝の9時前のことだ。何か緊急事態が起こったのだろうか?

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 突然のお誘いで恐縮ですが、明日急きょ本社に行って打合せすることになり、11時半ころ札幌に入ります。
 もしご都合よろしければ、一緒に昼食でもいかがでしょうか。

 内容は緊急ではないかもしれないが、しかし『善は急げ』ってものだった。
 私はもちろん「喜んで~」と返信した。

 つまり昨日の記事で書いた、私が maruiimai から東急へと百貨店をハシゴしたのには、このようなワケがあったのだ。逆に言えば、無理にフェアの初日に丸井今井に行こうと思わなければ、東急百貨店一筋の行動で良かったということになる。

 昼食の店は凸川さんが席を予約してくれた。凸川さんのほかに名古屋支社の新沢さんも来るという。
 新沢さんは、私が最初に大阪支社に勤務していた2003~2005年の間に、私の課に新卒で入社・配属になった人だ。もう、あれから20年になるのね……

 店は東急百貨店の「魚一心」。いやいや、東急の地下で弁当を買って食べたのではない。10階のレストラン街「Dining dining」にある「鮨処 焼処 魚一心」である。

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 3人とも同じ料理を頼んだ(にぎり寿司と冷たいソバと天ぷらのセット。下の写真はネットで見つけたもので実際に食べたものとちょっと違うが、だいたい同じような感じ)。

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 おいしかった……お寿司もお蕎麦も天ぷらも。

 A 社を退職したあとも、このようにお声がけしてくださることに、私はただただ感謝する次第である。

 なお、ESTA がなくなった影響が大きいと思うが、東急のレストランフロアのどの店も、入店待ちの人たちが多数。確かに、ちょっと気の利いたランチができる店が少なくなっているので、混み方が激しくなっているのだろう。

 ロッシーニ(Gioacchino Rossini 1792-1868 イタリア)の歌劇「絹のはしご(La scala di seta)」(1812初演)の序曲を。

Rossini Semira