値段を確認しないままタァァ~チ!
 その忘年会があった日私は、まずはアサイチでかかりつけ医のいる病院に直行。採血をした。それにしてもこういう日の朝に限って、札幌駅構内糞詰まり状態で(小樽方面行きの列車の出発が遅れ、進入する予定のホームが空かない)、私が乗った電車は停止信号によって駅手前でしばし停車。危うく予約の時間に遅れるところだった。速足で病院に向かったので、着いてすぐに測った血圧は高いは、脈も速いはで、看護師にまるで病人を見るような目で見られた。

 そのあと出社。落ち着いた時間を見計らって、ファミリーマートへ昼食の調達に。
 しかし、逆に中途半端な時間になったせいか、弁当の棚はスカスカ。そこで、原点に立ち返り(←何の?)、おにぎりのセットにした。その名も「俵おむすびとおかずセット」。これだけでは足りないので、新発売と書かれたおいしそうなおにぎりも一緒にレジに出し、このときに晴れて成功体験をしたのと同じように、店員のお兄さんに楽天カードの裏側をかざしてスキャンしてもらったあと、「クレジットで」と優雅に言ってタッチ決済をした。が、そのとき妙に値段が高いことに気づいた。私はトリバゴのコマーシャルに出ている若いカップルのように困惑した。

 が、レシートを見て不本意ながら納得した。新発売と書かれた「紅鮭といくら」のおにぎりはなんと320円もしたのだ。値段を確認しないでレジに持って行った、おとな買いみたいな振る舞いをした自分が悪い。
 それにしても、俵おむすびとおかずのセットが398円なのと比較すると、近年の紅鮭の不漁やイクラの品不足 による暮らしにくさを肌で感じる。

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 「俵おむすびとおかずセット」は豪華さはないが、けっこういろんな種類のおかずが入っていてお得感がある。コロッケだけではなくメンチカツまで入っているのはすごい。さらに製造しているのがコープさっぽろの関連会社であることも(ファミマとコープとは意表を突いてきた)、勝手なイメージながらヘルシーなように思える。


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 「紅鮭といくら」の「ごちむすび」も、320円が妥当な値段かどうかは別として、さすがにおいしい。こちらもコープフーズの製造。

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  忘年会シーズン?いえ、私には関係ないんです
 さて、午後になって病院に結果を聞きに行く。
 中性脂肪は500をちょっと超えた。それでも2カ月前よりは12% ダウン(改善)だ。
 医師「あいかわらず中性脂肪は落ちないねぇ」
 私「お酒を飲む機会が続いているもので」
 医師「忘年会シーズンだもね。しかたないか、ははははは!」
 私(苦笑)
 いえ、センセイ、違うんです。1年365日エブリディ飲んでます。ボーネンカイ、カンケーないデス。

 なお、中性脂肪以外の数値-血糖値やHbA1cや肝機能系やコレステロールなど-はすべて GOOD
だったことを、ここに高らかに宣言しておきたい。そしてまた、今回は、このところおなかの調子が良いし、まだ手元に残っているということで、整腸剤はお断りした

 処方箋を持って調剤薬局へ。
 薬をもらい帰るときに、薬剤師さんに「今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします」と言われた。
 「ほんとうは来年はよろしくお願いされない体になりたいんですけど、やっぱり無理ですから、こちらこそ来年もよろしくお願いします」と言ったら、声を立てて笑ってくれた。

 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の歌劇「薬剤師(Lo speziale)」Hob.XXVIII-3(1768初演)の序曲を。

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