※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。
山下一史初登場のこの回のメインディッシュは、私の大好物である「幻想交響曲」。
4ページに書かれているように、札響には幻想専用の鐘がある。
そしてまた、私は札響の演奏会でこれまでに6回か7回ほど幻想交響曲を聴いているが、いつでも札響の打楽器奏者が鳴らす鐘は完璧だ。当たり前のようでいて、すごいことだ。
私が幻想交響曲を大好きになるきっかけとなった、テレビで観たデ・ブルゴスの来日公演では鐘がところどころ鳴りそびれていたし、ミュンシュ/ブダペスト響の録音は笑うしかないくらいひどい。
この日も札響の鐘の演奏は完璧だったが、曲の演奏自体の印象が残っていないのはなぜなんだろう?