のれんは出ていなかったけど……
 先週の仕事帰り。
 K's デンキに用事があって、私は高砂駅で下車。ケーズに寄ったあと、きらら街道を南幌方面に向かって歩いて行った。
 すると、きらら街道と南大通の交差点近く、以前「すし一丁」だった建物の前にのぼりが立っていて、入口に明かりが灯っている。
 近くに寄ってみると、ラーメン屋になっていた。数日前もこのあたりを歩いたのに気づかなかった。
 店の名は「らーめん しょう」。「すし一丁」だったこの建物の半分を使っている。

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 のれんはかかっていないが、なかでは女性2人が食べているのが見えた。
 私としてはとても一人ではこの小空間に入る勇気はないので、こんど妻と来てみようと思う(月曜日が定休日らしいが詳しいことは未確認)。
 このあたりは夜は真っ暗。なので、ラーメン屋があると気づかずに通り過ぎる車は多いだろう。明かりが灯る看板があればいいのに。

 ラーメン店の隣の残り半分のスペースも工事中だった。
 きっと、ここも新たに何かの店ができるのだと思う。

  衣が邪魔をしないザンギ
 ところでこの日の昼は「すし一丁」を出店していた「にぎりや」が運営している「ZANGI 一番」の弁当を買った。北農ビルの地下である。
 この日は牛坂さんと F さんのところに、わが社のカレンダーを持参。その帰りに、めぼしい弁当があるかなぁと、しばらくぶりにここに寄ってみたのだ。

 11:30すぎのこの時間。「ZANGI 一番」や「菅家」「とれたて北海道」など各店の前は弁当がずらりと並んでいた。
 そのなかから、私は「ZANGI 一番」の「生姜焼き&ザンギ弁当」を選んだ。ちょうど店のお兄さんが弁当のふたに品名と価格を書いているところだった。そのお兄さんにお金を渡し、お兄さんはおつり400円と箸をくれた。弁当は勝手に手にして持って行ってって感じだった。

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 さすが、ザンギ専門店だけある。バランスの良いしょうゆ加減の味が浸み込んでいて、そして衣が薄いヴェールのよう。衣をまとっているという見た目では、まったくない。ということは、衣で肉の大きさをごまかしていない。こうじゃなきゃ。肉そのもの食感だ。
 豚の生姜焼きは濃い目の味付け。生姜がたっぷりでこれも美味。ご飯のやわらかさもちょうど良い。
 ビルの地下を探検しに行ってよかった。

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 その帰りに、MOGMOG ストリートを通ったら、D×M MARKET の店はすでに無くなっていた。

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 たまたま「にぎりや」が経営している「ZANGI 一番」の弁当を買った日の夜に、かつて「にぎりや」が出店していた「すし一丁」の跡にラーメン店がオープンしたことを知ったのは、偶然としてはできすぎのように思える。
 そんなふうに偶然を強引に意味があるようにこじつけて考えながら、昨日の昼はラーメンを作って食べた。タンパク質補強のため、溶き卵をレンジアップしてのせた。なお、麺は菊水、スープは西山である。

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 タヴァナー(タヴナー。John Kenneth Tavener 1944-2013  イギリス)の「奇蹟のヴェール(The protecting veil)」(1987)を。 

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