「速くしませんか?」とのお誘いが
 こんなような状況になって、無線 LAN ルーター(Wi-Fi ルーター)を最新のものに買い替えたのは半年前のことだった。
 その新しいルーターを AP(アクセスポイント)モードで快適に使っていたが、先月、1枚のハガキが届いた。「au ひかり」からだ。
 そこには「新しいホームゲートウェイへの交換のご紹介です」と書かれてあった。

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 まったく悩むことなく、即行で交換を申し込んだ。3,300円の機器交換手数料がかかるが、無線 LAN の月額使用料550円は、わが家は au スマートバリューを契約しているので550円の割引適用。つまり±0の無料。

 ここで念のために書いておくと、au のホームゲートウェイのレンタル料(レンタルのホームゲートウェイは au ひかりを利用するには絶対必要)は無料である。550円が発生するのは無線 LAN(Wi-Fi)をするときである。だから、自前の無線 LAN ルーターを使うのでホームゲートウェイの無線は必要ない場合は、無線 LAN の利用の停止を申し込めば、au スマートバリューの契約をしていなくても、月額利用料の550円は発生しなくなる(その場合はホームゲートウェイに自前の無線 LAN ルーターを接続し、AP モードで使う)。

  アイ・オー君は半年で降板
 5日後に新しい 無線 LAN ルーター、HGW-BL1500HM が届いた。わが家においては宝の持ち腐れではあるが、最大速度の理論値は4.8Gbpsである。
 接続は問題なく終了。台湾製というのが気にならなくもないが、これで半年前に買ったアイ・オーの DAX3000GR の出番はなくなった。

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 新しいホームゲートウェイの交換案内がもう半年早かったなら、私は自分で新しいルーターを買う必要はなかったのだ。備えあれば憂いなし、思い立ったら吉日とばかり、ヨドバシ.com で買ったのに、備えは無駄になったしあのとき思い立つべきではなかったのだと、ちょっぴり落ち込んだ。その、使用半年のルーターはオークションで買い手が見つかり、旅立って行った。

 なお、これまではホームゲートウェイ(BL900HW)と自前の2台のルーターを使っていたわけだが、BL1500HM に一本化できたので、電気代もわずかではあるが下がることになるだろう。

 私は新しいルーターが到着後、即交換し、古いホームゲートウェイを送り返したが、もしボーっとしていて交換をしないでいると、到着後61日目以降は古いルーターは使えなくなるという。時限爆弾が内蔵されているのではなく、遠隔操作で動きを止めるのだろう。上に書いたように、もし無線 LAN を停止したければ、それも遠隔操作で無線が使えなくなるのである。

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 カラクリはよくわからないが、すごい技術だ。
 
 なお、妻が使っているパソコンも、これまたなぜかよくわからないが、5G帯 で(今のところ)安定して接続するようになった

 アダムズ(John Adams 1947-  アメリカ)のピアノ曲「フリジアン・ゲート(Phrygian Gates)」(1977)を。

Adams