私たちは……する時、……
先日届いた『NHK プラス』からのメール-もちろん迷惑メールだ-を読んで、私はとても懐かしい思いにかられた。というのも、私が高校のころに英語のリーダーの教科書に載っている英文を訳すと、だいたいはこんな感じの文になったからだ。
『拝啓』は?
最近は似たようなものばかりで趣きの違う迷惑メールが来ないので少し寂しい思いをしているのだが、この『今後ともAmazonをご利用いただき、誠にありがとうございます』という現在・過去・未来の玉石混淆表現と、それに続く大きな文字の唐突なる『敬具』に、私はちょっぴり微笑んでしまった。
なぜ大変幸いなんですか?
松原涼子という人から、お誘いのメールが届いた。
結論から言えば「いただけません」&「頂けません」。
「もっと話し合ってくれますか?」って、もっともも何も、一度も話をしたことないですよね?
ルジツカ(Peter Ruzicka 1948- ドイツ)の「続けて話される刺激をまず受けるべき…(…dem Implus zum Weitersprechen erst empfinge)」(1981)を。