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  ffffの拍手
 シャローンの指揮で札響が初めてマーラーの第5番を取り上げたこの日の定期演奏会。
 ここに書いたように、すばらしい演奏だった。

 私がこれまで行った演奏会の中で、会場全体があれほどまでに興奮のるつぼと化した状況は、ほかには経験がない。
 北海道厚生年金会館のホールが、札響によるすばらしい演奏と響きと、曲が終わるか終わらないかのぎりぎりの絶妙な瞬間に湧き起った拍手の響き。その両方のサウンドを私は忘れることができない。

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 この曲を初めて聴いたのは1976年4月のこと。
 高校に入学した年で、ショルティ/CSOの LP レコードを入学祝いでいただいたのだった(隣の家のご夫婦から)。

 そしていまに至っても、この曲といえば私はそのショルティの録音(CD)を聴くことが多いのだが、最近ではドゥダメルの演奏を聴くことも増えている。

Mahler5Dudamel