※ このシリーズを始めたきっかけについてはこちらをお読みください。
なぜ私は一度しか行かなかったのだろう?
まだ新婚1カ月のこの日の定期演奏会には、妻と待ち合わせして北海道厚生年金会館に向かった。
というか、夫婦2人で定期会員になったのだった。
以上、個人的などうでもよい話を終える。
前にも書いたが、この日のプログラムも魅力的なもの。
あまり生で聴く機会の作品を数多く札響定期で聴くことができたのは、秋山和慶のおかげだ。そして、秋山が指揮する演奏は、まずハズレがなかった。良い指揮者だ。
この日も、初めて聴く「エニグマ」は、特にすばらしいものだった。
7ページに「ケーテン」というコンパクトディスク専門店の広告が載っている。
私は一度だけこの店に行ったことがある。
なぜ一度っきりで終わったのかまったく覚えていないが、唯一行ったときに買ったディスクは、ムーティが指揮したスクリャービン(Alexander Scriabin 1872-1915 ロシア)の交響曲第1番ホ長調Op.26(1899-1900)だった。
この日の定期演奏会の演目と関係ない曲を取り上げてすまなかった……
X(ツイッター)経由でこの記事を読んだ人からもケーテンをよく利用したという返信がありました。けっこうクラシックファンには知られた店だったんだと、あらためて思った次第です。
秋山和慶さんは小澤さんや岩城さんのような派手さはないですが、ほんとうにきちんとした職人って感じの演奏を聴かせてくれて、とても好きな指揮者です。札響でも数々の名演を残してくれました。
MUUSAN
が
しました