太いフキ、在庫底をつく?
 さて、先日札幌駅立売商会(弁菜亭)の「幕の内弁当 いしかり」の『ふき煮』が2個しか入っていなかったことを報告した。これまでの半分の数だ。

 そしてまた、この衝撃的な事実が、たまたま偶然なのか-作っている人が別なことを考えて入れる数を間違った、など-それともコストダウンのための減量なのか、あらためて確認するという私の決意も宣言した。

 先週の金曜日、誰もが忘れてしまった、いや国としては国民に覚えていてほしくないので誰もが話題にしないのは好都合の状況になった、プレミアムフライデーの日に、私は調査を実行した。
 購入店舗は、西改札口前のワゴンである。

 昼になる。
 まずはカップみそ汁にお湯を注ぎに行く。
 そのあと、弁当を机の引き出しからおもむろに取り出す。
 ふたを開ける手に緊張が走る。

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 なんと「ふき煮」は、別な『ふき』物に替わっているではないか!
 ふきの太さも細い。

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 食べ終わったあと、弁当箱の裏側のシールを確認する。
 なぜ、食べ終わったあとかというと、食べる前に弁当箱をさかさまにすると、中身がぐちゃぐちゃになるからである。

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 「ふき煮」は「ふき胡麻味噌和え」に替えられたのである。
 これまでの太めのふきの在庫が無くなったのかもしれない。
 前回買ったときに「ふき煮」が2個しか入っていなかったのは、品薄だったせいなのかもしれない。
 個人的には、「ふき胡麻味噌和え」より「ふき煮」の方が好きだが、しょうがない。
 来年のふきのシーズン後には元に戻るのだろうか?
 あぁ、山菜のシーズンが待ち遠しい……

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 スヴォボダ(Thomas Svoboda 1939-  チェコ→アメリカ)の「シーズンへの序曲(Overture of the Season)」Op.89(1978)。

Svoboda