ワンコインの月替わり
毎月のように「早いもので」と書いているような気もするが、早いもので10月になり、その10月の第一週も終わろうとしている。
10月最初の出勤日である2日の月曜日の昼は、札幌駅西改札前の弁菜亭ワゴンで「今月のおすすめ弁当(神無月)」を買って食べた。
ここで海外の読者の方のためにご親切に説明すると、神無月というのは10月のことであり、つまりこの弁当は10月の月替わり弁当であるということである。
「今月のおすすめ弁当」を買うのは7月以来。
8月のものも9月のものも、見た感じ私のお好みの内容ではなかったからだ。
「神無月」はザンギにきのこが入った『あん』がかかっているものがメイン。ザンギはかつて「幕の内弁当」に入っていたものと同じ味(現在はザンギではなくコロッケになっている)で、まあこんなもんでしょうという味だ。それは食べる前からわかっていたのだが、それでもこの弁当を買ったのは、白ご飯と鮭そぼろご飯という二重奏に魅かれるものがあったからだ。
なお手前の煮物にあるレバ刺しのようなものはコンニャクである。
それにしても500円でこの弁当を売ってくれるのは、あいかわらずすごい。駅弁も含め、こういった廉価な弁当も売れ行きが良いようで、弁菜亭の戦略が功を奏していることをうれしく思う。
水曜日は朝から出かける用事があり、10時過ぎに旧エスタの横の通路を通ったら、こんな通りができていた。
「日本一」の焼鳥弁当が買えるかなと思って行ってみたが、まだ開店前だった(日本一は11時開店)。
そこで東急百貨店へ。
ワンコインのまかない
「魚一心惣菜亭」をのぞいてみると、「まかない弁当」というワンコイン弁当があったので買った。プライスカードには501円とあるが、実際の精算では500円の間違いなくワンコインの弁当。私が買ったのはエビフライのまかない弁当だが、他にもいくつか種類があった。
そしてこの日は、これまでになかったことが!
会計のときに、店員さんから「東急か楽天のポイントカードはお持ちじゃないですか?」と聞かれたのである。私が「持ってます!」とカードを提示したのはもちろんのことである。
さて「まかない弁当」だが、海苔の天ぷらの下にはカボチャの天ぷらも入っている。
レンジアップしなかったせいか、天ぷら類の衣が硬かったものの、この内容で500円はこれまた立派である。
ツ……ル……イ…ン
この日の通勤帰りに JR の電車の車内で見たドア上の広告。
『スマホでのーる。』って、何の語呂合わせにもしゃれにもなっていないと感じるのは私だけだろうか?
ツガルカイセンっていうのもよく理解できない(津軽海線にかけてる?)。『津軽海峡は、旨いが正義だ!』は全然わからない。で、『まさよしだ!』じゃないですよね?
サラサーテ(Pablo de Sarasate 1844-1908 スペイン)のツィゴイネルワイゼン(Zigeunerweisen)Op.20(1878)を。
曲名は『ジプシーの歌』という意味である。