あいかわらずホームページの情報は更新が遅い
 おととい(5日)は、激しい雨によって未明から、ここ江別を含む道内の広い範囲に大雨や洪水の警報が発令された。
 私が5時に起床したときには、もう雨はやんでいた。

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 朝食を食べ、シャワーを浴び、身支度を整えたあとに、JR北海道のホームページを見ると、ほぼ全滅状態の列車の運休が発表されていた。
 それでも、私がいつも利用している列車など数本は運転されることになっていた(遅れるかどうかはこの時点で発表無し)。
 そこで、私はいつもどおり家を出た。

 しかし、江別駅に着くと、少なくとも始発から7時台までのすべての列車の運休が決まっていた。私が駅に向かって歩いている間に、案の定というべきか、状況は悪化していたのである。

 当然、小さい江別駅の中からは人があふれていた。
 これが冬なら私もじっとしていないが(いさぎよく会社を休む!)、今回は運転再開まで駅の外でじっと待つことにした。バスで新札幌駅まで行くという選択肢もあったが、気がのらないのでやめた。

 駅員が繰り返し「ただいま線路の点検を行なっております」とアナウンスし、「点検が終わりました」と内容が好転したのは8時ころ。しかし今度は「運転再開の準備をしております」というアナウンスに。
 線路点検している間に、点検が終わったらすぐに出発できるように出発できるようにしていなかったのかいなっ!って感じだ。

 結局、江別を出発した最初の札幌方面行きの列車は、9時07分発の札幌行き(本来は8:08発)。つあまり線路点検で異常なしとわかってから約1時間後だ。

 2番目に発車するのは本来は8:31発の手稲行きかと思ったら、札幌方面から来る江別終点でそのあと折り返し札幌行きになる江別8:57発の方が先に発車することになった(実際には9:15頃発車)。私はこれに乗って札幌へと向かった(座ることができた)。列車は9:50過ぎに札幌駅に到着した。
 なお、この列車は札幌から9:35発のエアポート96号になるが、到着した札幌駅の6番ホームは新千歳空港に向かう人であふれかえっていた。

 「この時間ならもうオープンしているな」と、私はいつもの西改札ではなく東改札から出て「The Smoke Shop」に向かった。「照り焼きスモークチキン弁当」を買うためである。

 店はすでに開いていた。
 しかし、「照り焼きスモークチキン弁当」は棚に並んでなかった。唐揚げ弁当はあったが……
 廃番になってしまったのだろうか?

 残念な思いを胸に秘めつつ、ぐるっと回って西改札側に移動し、弁菜亭の「カツ丼」を買った(この日はもうこの時間に入荷していた)。

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 この大衆食堂的な味、やっぱりとても良い!

 以上、列車が遅れたおかげで、出勤途中に札幌駅立売商会(弁菜亭)のカツ丼を買えたという報告を終える。

 グローフェ(Ferde Grofe 1892-1972 アメリカ)の「豪雨(Cloudburst)」。
 5曲からなる組曲「グランド・キャニオン(Grand Canyon.大峡谷)」(1931)の第5曲。
 
Grofe