胃袋が膨れ、計画変更
先週の月曜日は朝から人間ドック。
前日の夜から絶食しているわけで、ドックのメニューの最後である胃内視鏡検査が終わったあとは、歌舞伎役者が楽屋で食べるような豪勢な弁当(←勝手なイメージ)を買って食べようかと思っていたのに、左の耳は気圧の変化でフォワ~ンと聞こえが悪くなるのと同じような状態だし(左の鼻穴からカメラを入れた)、胃をふくらませるために大量の空気を入れられおなかがパンパンだし(検査中もおならが出そうになったが、いくら看護師さんとはいえ見知らぬ女性の前で放屁するのははばかられるし、万が一実まで出てしまったらたいへんなので、必死にがまんした)、喉のあたりは当然のごとく違和感が残っているので、食欲はあったものの豪勢でなくてもいいやとトーンダウンしてしまって、会社近くのセブンイレブンで「おにぎりランチ」を買って食べたということは、すでに報告済みである(健診センターで近隣の飲食店で使える900円分の食券がもらえるが、ご存じのように私は独りで外食することが苦手である。ましてや内視鏡検査のあと消化器系に何かトラブルが発生するかもしれないのだ(実際、おならブーブーになったではないか!)。それなのに、どうして店に食べに行くなんて危険な行動に出ることができようか!)。
火曜日は在宅勤務だったので、昼食は手作り。
といっても、インスタントラーメンである。
なかなか魚介の風味が濃厚なスープだった(このあたりは『X』とやらで告白済み)。
熊だって、利尻昆布の旨味に笑顔、、、には見えないか……
それよりなにより、くそ暑い日にラーメンを食べるという見上げた根性を称えていただきたい。なお、このときすでに左耳の、水の中にいるときのようなモゴモゴした聴感が消失していることに気づいた。
ピンとこなくて、予定変更
水曜日は午前中外勤があったのだが、まったくもって自分がロウソクなら交差点の真ん中でぐにゃりと曲がった挙句に横たわってしまうだろうというくらい暑かった。
用事を終え、ESTA に寄る。
もうエスタで弁当を買えるのも1回か2回ってところだ。
ところが、この日はどの弁当を見ても、なんとなく「これだ!」とピンとくる弁当がなく、結局は札幌駅西改札前の弁菜亭のワゴンに向かうことにした。
この日は、あのおじさん(って、わたしよりも若いだろうけど)、つまり弁菜亭氏(仮称)が売り子だった。
そして、11時近くになっていたので、もう第2弾の配達が来て弁当が入荷したあと。つまり、駅弁ワゴンの横のもう一つのワゴンには『非駅弁』の弁当たちが種類豊富に並んでいた。
あの、私好みのカツ丼もあったが、初めて見る「生姜焼き弁当」(550円)を購入した。
この弁当、肉は脂っぽくなく味付けもあっさりめ。もっと濃い味つけが好きな人もいるだろうが、私は特に物足りなさは感じなかった。
肉の下には、さっと茹でたと思われるキャベツがけっこうな量、入っていた。味付けはされておらず、付いてきたマヨネーズはこのキャベツのためにあるのだろう(私は使わなかった)。
《生姜焼き弁当》としては十分に合格点をつけられる味だし、野菜もそれなりに摂ることができるバランスの良い内容だが、でも、カツ丼にすればよかったかなぁ……
この日は夕方になっても、暑いまま。
江別の線路沿い(高砂-江別間)ではススキの穂やらセイタカアワダチソウの花が見られ、これだけ見ると秋の風景なのだが……
家に着いたときの私は汁 だく、いや、汗だくだった。