自分の部屋がほしい私……
 自宅の私の部屋-といっても、独立した息子の部屋を無断で使っているのだが-に置いてあるベンジャミン。
 いつも目にしているのだが、先週の水曜日の夜に、いくつか実がついているのを発見した。
 このベンジャミン、買ってから確か25年以上になるが、実がなるのは初めて。そしてまた、花が咲いたのにも気づかないうちに、実がなったのも不思議だ。
 なお、葉にほこりだらけなことをお許し願いたい(おととい、外に出して、この散水ノズルのシャワーモードで洗った)。

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 ネットで調べてみると、ベンジャミンはイチジク(漢字で『無花果』と書く)と同じように、実の内部に花があるんだそうだ。

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 実の大きさは直径8mm ほど。
 切ってみると、

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おお!、内部に無数の花が!って言いたいところだが、まだよくわからない。

 ふだん花を咲かせない植物が花を咲かせるときは、育っている環境が悪いために子孫を残して別な環境に移る(種を飛ばしたり、鳥に食べてもらったりして(種は糞として別な場所に落とされる))ことを目的とすることが多い。

 ウチのベンジャミンも何年も植え替えをしていないので鉢の中が根詰まりしているか、あるいは純粋の老化しているのかもしれない。ただ、いまのところ元気で枯れるような気配はないので、あわてて植え替える必要はなさそうだ(←実は面倒くさいだけ……)。
 また、ネット情報では「毎年実がなってます」とか「植え替えたあとだけ1回実がつきました」という、枯れる予兆とは正反対の情報もある。

 ウチのベンジャミンはどっちの道を選ぶのか?

 ブリテン(Benjamin Britten 1913-76 イギリス)のシンフォニア・ダ・レクイエム(Sinfonia da requiem)Op.20(1940)を。

BrittenStern