第2弾の配送で充実のラインナップ
木曜日は午前中に外勤する用事があったので、閉店まで残り1カ月を切った ESTA の地下のどこかで昼食用の弁当を買おうと思っていた。
ところがエスタに行く途中で、札幌駅西改札前の弁菜亭のワゴンの前を通りかかったら、朝の時間帯よりももっといろいろな日替わり系の弁当が並んでいるのを発見。朝、私が札幌駅に着く時間帯は、ここまでの種類の弁当は並んでいない。きっとそのあと、第2弾で運ばれてくるのだろう。初めて見るワゴンの上のニューワールドだ。
鶏照焼きもおいしそうだったが、それ以上にちょっぴり色の濃いカツ丼がおいしそうで、エスタには不義理をしてしまったが、このカツ丼を買ってしまった。もちろん弁菜亭のカツ丼は初体験。いや、弁菜亭でカツ丼も作っているとは思ってもみなかった。
手にしたときにはまだ容器にぬくもりがあったので、やはり作って届けられてからそんなに時間が経っていないということだ。
なお、カツ丼は他の日替わり系弁当(ハンバーグ弁当、幕の内弁当の非日替わり定番弁当も含む)より50円高い550円である。
専門店とは別な世界に位置するカツ丼
見るからに食欲をそそる。
大衆食堂の味のような、ちょっと味の濃いかつ丼(もちろんそれぞれ味は違うが、セコマのホットシェフのカツ丼や魚一心惣菜亭のかつ丼も同じカテゴリーに属する)。それにしても、このたっぷりの玉子。一時期より卵のタイト感はだいぶなくなったが、こんなにたっぷりの玉子でカツをとじてくれてくれているなんて、とっても贅沢。玉子の硬さ(火のとおり加減)、硬すぎず、かといってトロリとしすぎてなく、絶妙なちょうど良さ。
玉藤のかつ丼(かつ重)は、(専門店ではあるが)「もうちょっと汁気があれば」とちょっぴり不満を感じるが(おそらくカツ自体の味を重視しているせいなのだろう)、こちらのカツ丼はよそ行きではない庶民の味方の「そうそうこういうのが食べたかったの!」っていう味のカツ丼。
いやあ、満足マンゾク、満腹マンプク!
ドヴォルザーク(Antonin Dvorak 1841-1904 チェコ)交響曲第9番ホ短調Op.95,B.178「新世界より(From the New World/Z noveho sveta)」(1893)を、エリシュカ/札響の演奏で(みなさん、エリシュカのことを忘れないでね!)。