新たな売場、設けました!
 コロナが収まり、通常どおり出勤する人が増え、また、旅行者も増えたことによって、朝の札幌駅はふつうどおりに混むようになった。
 人出が多くなり、そしてまたこの間に札幌駅の Kiosk が相次いで閉店となり、以前私が出勤の日は毎回弁当を物色しに寄っていた「ラッチ中店」も連日、レジは長い列。
 そんなわけで、このところキヨスクからすっかり足が遠のいている。

 キヨスクで売っている弁当は、日糧、ヤマザキ、そして弁菜亭(札幌駅立売商会)の(駅弁ではない)弁当だ。
 キヨスクに近寄っていないということは、これらの弁当を買えないということである。

 そんな私の窮状を知ったかのように、先週から西改札前(改札外)の弁菜亭の(臨時的)ワゴンの横に、もう一台ワゴンが並べられた。
 おそらく、キヨスクの店舗が減ったことで販売の場が少なくなり弁菜亭にとって販売のチャンスロスが出ていることと、一方で買いたいのに混雑したキヨスクに立ち寄ってられない私のような人への利便性を考えて、こういうアイデアを提案した人がいるのだろう。

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 『弁菜亭の日替わり弁当』ワゴンである。

 キヨスクで売っている弁菜亭の弁当は「幕の内弁当」と「ハンバーグ弁当」の2種類だけだが、このワゴンではまさに『日替わり』の弁当も置いてあり、値段はどれも500円。

 私はこの日、「日替わり弁当 A ミックスフライ」を買ってみた(興奮のあまりよく覚えていないが、幕の内とハンバーグを含め、全部で5種類ほど置いてあったと思う)。

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 トンカツにエビフライ、白身魚フライにシューマイ、茹でたブロッコリーにマカロニサラダである。

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 しょうゆの容器がタルタルソースに溺れているのがちょっと悲しげだが(黄色いキャップのものはソース)、そしてほっぺたが落ちそうになるくらいおいしいってわけではないが、500円でこれだけの内容の弁当が買えるのは、まさに庶民の味方!驚くほど良心的だ。
 これからはこのワゴンのチェックを怠るわけにはいかない。

 ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809 オーストリア)の交響曲第94番ト長調Hob.I-94驚愕(The surprise)」(1791)を。

Haydn94