両隣のテーブルは近かったが、緊張しなかった
 昨日は、おビョーキ気味な私が「海の日」に砂川に行ってボロニア風ミートソーススパゲティを注文し、ダメかと思ったが、完食できた感動実話を書いた。

 先週の土曜日は、札幌大通にある有名なサンドイッチ店「さえら」に行った。
 その数日前に妻が友人と会ってそこで食事をしたのだが、期間限定の夕張メロンのサンドイッチがもう一度食べたいから一緒に行こうとお誘いを受けたのだ。もしかすると、外食に慣れさせる訓練のために私を誘ったのかもしれない。

 私が「さえら」に行くのは初めて。サンドイッチを食べるのも、その妻が友人と行ったときにテイクアウトで買って来てくれたのを食べたのが初めて。

 店は10時開店。朝食をごくごく軽く済ませ、JRで札幌へ。
 9時55分ころに行くとすでに長い列。店は地下3階なのだが、その入り口から地下2階よりさらに上の地下1階まで続く階段の途中まで列がつながっていた。
 しかし、なんとかぎりぎりウェイティングなく入店できた。

 妻は夕張メロン+ねぎチャーシュー。私はタラバガニ+ハム。
 今回は吐き気どころか、食欲不振になることもなく、おいしく食べることができた。

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 メロンサンドとタラバサンドの一切れずつを妻とシェア。
 メロンサンドのクリームの甘さが絶妙。メロンの甘さを邪魔しないよう、甘みはかなり控え目。
 ハムサンドも厚めのハムとキュウリ(にレタス)という、私の嗜好にあったもの(ハムは角型のタイプのようだが、よく確認しなかった)。タラバは想像していたほどカニカニ・グーしていなかったが、贅沢な味わい。ねぎチャーシューも実においしかった。

  カナリヤのトイレを拝借
 食事のあとは、妻がその友人やお孫ちゃんに帽子を作るための生地を買いに行くというので、くっついて「カナリヤ」へ。
 この老舗の中に入るのは初めてではないものの、ほぼ初めて。意外とお客さんがいることにちょっぴり驚いた。
 そのときに、便意が。またまた悪いおビョーキか?と思ったが、我慢できないほどのものではない。
 しかしせっかくだから(?)、カナリヤのトイレを使わせてもらった。やや軟らかめだったが下痢ではなかった。つまり、悪いおビョーキを発症したわけではなかった。

 妻の買い物の時間がまだまだかかりそうなので、すっきりした私は向いのジュンク堂へ。
 音楽書のコーナーでスコアを見ていると、シューベルトの交響曲第1番のスコアが置いてあった(日本楽譜出版社)。

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 シューベルトの1番とは、これまたずいぶんとマイナーな曲のように思うが、それが国内譜で出版されているとは!
 はて、私はシューベルトの1番を聴いたことがあっただろうか?交響曲全集のCDは持っているが、聴いた覚えがない。

 それはそうと、ジュンク堂からカナリヤに戻って妻と合流し、そのあと丸井今井に寄った。
 丸井今井一条館で使われている大理石については、過去にここでも触れているが、私はこういう大理石造りが好きなのかもしれない。そして、今回はこんなふうに対称形になっているのを発見した。

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 そのあと moyuk に行ったが混んでいるので、1階の入口で U ターンしそのままポールタウンに下りチカホを通ってサツエキまで戻り、ESTA のユニクロでステテコを、地下のふく亭で夕飯用の弁当(いつものやつ)を買い、家に帰ってシューベルト(Franz Schubert 1797-1828 オーストリア)の交響曲第1番ニ長調D.82(1813)を聴いたのだった。

 やっぱり全然記憶にない曲だった。
 が、悪くない曲だ。
 エネルギッシュで若々しい(なんと、シューベルトが16歳の時に完成!)。

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 ふく亭のザンギ海苔弁当をつまみに、ハイボールを飲んだ。
 こうして土曜日が終わった。