もともとのドライバーを無効にせよ!
 妻が使っている古いノートパソコンが、新たに導入した Wi-Fi6 対応ルーター(DAX3000GR) のSSID を認識しないということで、私は USB 無線子機 に運命を託すことにした

 子機(tp-link Archer T2U Nano。Wi-Fi5 対応)のドライバーをインストールしたあとの、ネットワークアダプターの状況。

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 ①がもともとのパソコンのワイヤレスアダプター(Wi-Fi アダプター)。
 ②が今回ドライバーをインストールした子機のワイヤレスアダプター。

 ここで、SSID を確認してみる。
 だが、やはり DAX3000GR の SSID は出てこない。
 が、ここで落胆してはいけない。私は『ツチノコ君』(WN-AC867Uの愛称)を使おうとしたときに学習したのだ。
 パソコンのもともとのドライバーを無効にしなければいけないのだ。

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 そして、SSID を確認してみると……

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 やったぁ~!
 DAX3000GR の SSID である、『IODATA-xxxxxx-5G』と『IODATA-xxxxxx-2G』が見事に出てきた。
 私の『子』に託した運命は拓かれたのだ。イチかバチかの勝負は私の勝利となったのだ。

  2.4GHz 帯なのになぜ11ac?
 しかし、5G 帯での接続は安定しない。いや、接続できないというメッセージが出ることの方が多い(私のノート PC は 5G 帯でまったく問題なく接続している)。これは子機側の問題か?
 そのため2.4G 帯(11n)の『IODATA-xxxxxx-2G』で接続せざるを得ない(DAX3000GRの速度の理論値は 574Mbps)。
 子機の 11n の速度(理論値)は 200Mbps である。

 で、調べてみると、

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 おお!子機『Accher T2U Nano』の理論値どおりの 200Mbps で通信している!(しばらく見ていると、150~200Mbps の範囲で変動していた)。

 さらに詳しくプロパティを見てみると、

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 えっ?
 2.4GHz なのに 11n じゃなくて『Wi-Fi5(802.11ac)』ってどういうことなんだろう?
 ひどくモヤモヤするが、でもどんなにモヤモヤしようとも、もう私では疑問を解決できるレベルではない。

 ワケわかんないけど、とにかく無事に開通してよかった!
 このあと ホームゲートウェイ BL900HW の無線を『使用しない』に設定し直し、晴れて Wi-Fi はDAX3000GR に一本化した。

SmetanaOverture ヴェルディ(Giuseppe Fortunino Francesco Verdi 1813-1901 イタリア)の歌劇「運命の力(La forza del destino)」(1862初演)の序曲(Sinfonia)を。

 なお、今日から7月。つまり今日は7月1日。
 1日なので、本館の記事も更新した