ワインにはカマン!
 昨日の記事で、土曜日の10時にスーパーに行き、老老男女が並んでいる列に私も一緒に並んだのだが、私の15人ほど前でいきなり列が崩壊した、ということは売り切れて列を維持する意味合いがなくなった、それが意味するところは私は卵を買うことができなかった、という報告をした。

 万が一のことがあるかもと、セコマや LAWSON に行ったが、万が一と思うだけあって、万が一のことは起きなかった。セイコーマートの棚には売り切れの貼り紙があり、ローソンに至ってはどこが卵の売り場なのかさえ私にはわからなかった。

 失意と若干の脱水状態で帰宅すると、ちょうど『ネコちゃんトラック』がわが家にやって来た。『ネコちゃんトラック』というのは、2歳半になるお孫ちゃんがヤマトのトラックを目にしたときにいう言葉だ。なんてかわいいのだろう!いや、ネコちゃんじゃなくて、お孫ちゃんが。

 荷物はお孫ちゃんの父親、つまり私の長男からで、父の日の贈り物だった。
 ワインだった。

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 なんてすてきなことだろう!

 卵を買えなくて、私はこの世のニワトリたちに相手にされなくなった、という妄想が消えた。
 そして気を取り直して、私は再びスーパーに行き、ワインのお供のカマンベールチーズを買って来たのだった。
 さらに、ラーメンとスープも買い(この日は西山で統一)、昼に作って食べた。
 これまた私の幸福度を押し上げたのだった。

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20230617Ramen2

 キュファー(Wolfgang Kuffer 1530?-? ?)の「乙女はワインを注ぎに行った(Heth sold ein meisken garn om win)」を。

Virture and Vice