S は探さず目的地へ
もう何年ぶりだろう。この道を通るのは。
10年以上になるかもしれない。
少なくとも、徒歩で通るのは間違いなく10年以上ぶりだ。
萩ケ丘児童センター横から廃校となった江別小の跡地の横を通る細い道である。
Googleマップ上で、☆と☆で挟んだ道で、鉄西線からまっすぐつながる。
この道沿いには火薬庫がある。
その火薬庫をじっくり見るのも、私は初めてのような気がする。
看板には『煉瓦に S の刻印が」うんたらかんたらと書かれているが、私はそれを見つけようともせず、先へ進んだ(この刻印については、この『秘境本』でも取り上げられている)。
というのも、この日は農協(JA 道央 江別支店)に用事があって(マップで左矢印で示した場所)、でも、駅の方を回らずにたまには違う道を歩いてみようと思ったに過ぎなかったからだ。はっきり言うと、火薬庫見物は目的ではなかったということなのである。
ついでに(といっても火薬庫の向いで、ついでってほどでもないほどだ)空き地となっている、江別小学校の跡地も見てみたが、おやおや立派な原っぱになっている。
そして、JA(農協)に着いた。続きは明日……
呉祖強(ウー ツーチャン Wu Tsu-chang 1927-2022 中国)の琵琶協奏曲「草原の小姉妹(Little Sisters of the Grassland)」(1973)。
廃盤 ↓