ものすごく久しぶりの『ビジネス・ランチ』
 このあいだ、近ごろの業界の情勢などについて教えてもらったり、もろもろの情報交換をするために、私が定年まで勤務していた会社の元同僚-このブログにも何回も登場してくれている人だが、今回はあえて誰かは書かないでおこう-のところを訪ねた。

 事前に午前中に訪問するアポをとっていたのだが、そのときに「たまにはお昼をご一緒しませんか」というお誘いを受けた。ありがたいお話だ。もちろん「よろこんで!」とがんこ寿司の店員のようなセリフをメールで返した。

 商談コーナーでいろいろと話をしたあと-それにしても彼は、仕事の専門的な話はもちろん、一般的日常的なことまで実に話題が豊富だ。今回は札幌圏の地価上昇からショスタコーヴィチの音楽、さらに魚釣りに向くタイプの性格についてまで話は広範囲に及んだ-、昼少し前になって「少し早いですけど、お昼ご飯に行きましょう?何がいいでしょうかね?」と私に尋ねた。

 「八雲のおそばとかがいいかな」
 「担担麺じゃなくていいですか?あっ、たまにはうなぎなんてどうでしょう」

 なんてすばらしい提案だろう!お尻フリフリ、尾びれパタパタ、お口パクパクで、私は大快諾した。

202304Miyakawa3

 オフィスでの情報交換に続き、懐かしい話などもしながらのすばらしいランチ・ミーティングとなった。
 すばらしいチョイス、ありがとうございました!そして、いろいろなお話を聞かせていただいたこと、重ねてお礼申し上げます!
 なお、写真を見ておわかりのように、私はこの日、肝吸いではなく赤だしにした。彼は肝吸いを頼んだ。

CouperinOrdreMoroneyクープラン(Francois Couperin 1668-1733 フランス)の「幸福な思い(Les idees heureuses)」。
 クラヴサン曲集第1巻(1713刊)に収められている第2組曲(Ordre No.2。全22曲)の第17曲である。