辛さ控えめにしてみました
 陳建一が先月亡くなった。

 私は、赤坂四川飯店の系列店だったころの ESTA 10階の札幌四川飯店の担担麺と麻婆豆腐が大好きだった。だが、閉店してしまった今となってはもう食べられない。(赤坂四川飯店系列としては札幌では、ガーデンパレスに四川飯店があり、とてもおいしいが、かつての ESTA の四川飯店の麻婆豆腐や担担麺とはちょっと味が違う)。

 となれば、自分で作ろう。
 ということで、陳建一とその父である建民の料理本のレシピに従って、先週、久しぶりにMUUSAN特製麻婆豆腐を作った。ただし、レシピにある豆腐の量が3丁というのは多いので2丁にし、調味料の分量もテキトーに変えた。

 ① 弱火でニンニクとショウガのみじん切りを炒める。

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 ② 挽き肉を投入。パラパラになるまで炒める。

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 ③ 豆板醤と甜面醤を入れて(各小さじ1くらい)、さらに炒める。

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 ④ 水と鶏がらスープの素を入れ煮立ったら水切りしておいた豆腐を入れる。
   ガラスープにも塩分があるので、味見しつつしょうゆを加える。
   豆腐は塩を入れた湯でゆでておくのが、本当なら理想的。

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 ⑤ そのまま少しの間煮立たせ、そのあと軽く混ぜる。
   水溶き片栗粉を入れ(ここはキンチョーする場面)、さらに長ねぎのみじん切りをくっわえる。
   大きくかき混ぜて完成。

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 うん、あの四川飯店の味にかなり近い。
 今回は、ちょっとしょうゆが足りなめだったことが減点ポイント。
 でも、自分で言うのもなんだが、実においしかった。
 はっきり言って、妻と2人で完食した(その多くは私が食べてしまったのだけれど)。

 そうそう、先日むかし使っていたビジネスバッグを捨てようと、中に何か残ってないか確認したら、こんなのが出てきた。(笑)、である。

ShisenhantenYouji

 ベルリオーズ(Louis Hector Berlioz 1803-69 フランス)の「死者のための大ミサ曲(レクイエム)(Grande messe des morts(Requiem))」Op.5,H.75(1837)を。

BerliozRequiemDresden さあ、週末の夕飯の一品に、陳建民レシピであなたもお手製麻婆に挑戦してみては?