今日から3月である。
つまり今日は3月1日である。
ということは、毎月1日と16日に更新している本館の記事も、今日は律義に更新したということである。
まだ外は冬景色だが、私の中ではもう冬は終わった。
まとまった雪が降ることもあるかもしれないが、でも私の感覚としては春到来である。だって、3月だもの。
そんなわけで、部屋の中も気分転換ということで、部屋の模様替えもした。長男が使っていた部屋を勝手に使っている身ではあるが……
そしてまた模様替えといっても、サボテンを並べた台を窓と平行になるように置き換えただけだ。
その台の端に、高さ7cmほどのラブラドライトを置いた。このラブラドライトは私の鉱物好きの魂が復活した2018年に、先日閉店したストーンマーケットのステラプレイス店で1,800円で買ったものだが、ラブラドライトとしては石の全体の色が濃いランクの低いもので、中から屈折した光を放つこともほとんどなかった(このように石の色が薄いものはすばらしく輝くが値段も高い)。
ところが置き場所が変わったら、朝から夕暮れまでご覧のように青い光を放つようになった。
これまで光を当てたりしてもここまで輝くことがなかったのに、いくら窓際で陽の光が当たるようになったとはいえ(写真の右側が窓。つまり窓に面した場所が光っているわけでもない)、それだけでは説明しきれないような輝き方をしている(曇りや雪が降っている日も同じように光を放つので)。
突如輝き続けるようになったこの勾玉チックな形をしたラブラドライトは、きっとこの部屋に、この家に、なにか良いことを呼び込んでくれそうだ。美しい青い光はその予兆だ(と思うことにしよう)。
モンテヴェルディ(Claudio Monteverdi 1567-1643 イタリア)の「おお春よ(O primavera)」。
マドリガル曲集第3巻(Il terzo libro de madrigali.5声,15曲。1592刊)の第9曲である。