私もアジア人ではあるが……
先週の2月22日は、猫の日にちなむこともなく、昼食は ESTA の「屋台屋亜細亜」で『揚げていないトンカツ』のカツ丼弁当を買って食べた。正式名称は「豚ロースのチリカツ弁当」である。
一口目から濃厚なアジアの味の世界が口の中から鼻腔へと広がった。
よく見ないで買った私が悪いのだが、ソースにはコチュジャンやナンプラーが使われている。どう考えても保守的な私の舌に合わない。おいしくないのではない。ただ単にエスニックが不得意な私の口に合わなかっただけだ。カツ自体は食べやすい厚さで衣もあっさりしていて良かったのだが……。しょう油をかけて食べたいなと思った。
このお店の味付けは、私にはダメということがこの日はっきりした。
先週のこの『亜細亜体験』の前日は「日本一」の「焼鳥弁当」、天皇誕生日を挟んだ『体験後』は弁菜亭(札幌駅立売商会)の「幕の内 いしかり」にしたが、日本人に生まれて良かったと実感した(いや、特段和食が好きというわけではないが)。
ボロディン(Alexander Borodin 1833-87 ロシア)の交響詩「中央アジアの草原にて(Dans les steppe de l'Asie centrale)」(1880)。