量的には満足だが……
ESTA の「北〇厨房」のおにぎりがおいしいと大絶賛した私だが、先週もそれを求めに行ってみた。
すると初めて見る弁当が。これだと「山漬け鮭おにぎりとザンギ」弁当で問題となっていた、ボリューム不足もクリアされる。ということで、迷わず買ってみた。
その名も「道内産鶏もも肉ザンギと惣菜弁当」である。
しかし「惣菜」と銘打っているわりには、メインのザンギ以外で存在感を放っているのは大きめの玉子焼きだけ(ザンギは「おにぎり弁当」と同じもの)。あとはポテサラにきんぴらごぼうに漬物である。それと、紅ショウガが1枚とサニーレタスにキャベツの千切り。玉子焼きの横にはマヨネーズ(ザンギにつけて食べるのだろうか)。それでも、ほぼザンギしか入っていないザンギ弁当が大勢を占めるなかでは、バラエティに富んでいる方かもしれない。一品一品はそれぞれおいしいし。これで「山漬け鮭」がちょこっとでも入っていれば、ぐ~んと華やかになるのだが……
私的に不満が残ったのはご飯。海苔をのせたご飯といなりずし2個はボリューム的には満足のいくものだが、ごはんがふっくらしていない。硬めだ。「おにぎり弁当」のおにぎりではまったく不満を感じなかったのに(むしろ完成度の高さに驚いた)、これはどういうことだろう?たまたまこの日だけ炊きあがりが硬めになったのだろうか?いなりずしの方はほぼ予想どおりの味だったが、海苔ノリご飯は残念だった(レンジアップしようかとも思ったが、いなりとマヨネーズが同居しているからなぁ、と思ってそのまま食べた)。
その2日前には弁菜亭(札幌駅立売商会)の「幕の内 いしかり」を食べたが、寒いコンコースにあるの売り場、もしくは冷蔵ケースの中に置いて保管されているのに、ご飯がパサついていたりしたことはなく、むしろジューシーなのはさすがだ(20秒ほどレンジアップしたが)。
ヴォーン・ウィリアムズ(Ralph Vaughan Williams 1872-1958 イギリス)のロマンス「揚げひばり(The lark ascending)」(1914-20)を。