1月30日。
この日は午前中に出かける用事があったので、昼食用の弁当を ESTA で買った。
前からちょっぴり気になっていた「おこわ ふか河」の「焼豚弁当」である。
容器も大きめの立派な弁当だ。
贅沢だって?
この日はスタンプがいっぱいになったスタンプカードを使うことにしていたので、1,060円のこの弁当を565円で買うことができたのだ。
560円じゃないのかって?
レジ袋(大)が5円だったのだ。この弁当の容器が大きいため、私が Kiosk で弁当を買ったときに入れてくれそのあとも大切に使いまわししているレジ袋には水平に入らないので、5円支出した。
そして、この日買ってよかった。
というのも、この「おこわ ふか河 エスタ店」が、翌31日をもって閉店という告知がされていたからだ。この日私が意を決して買わなければ、二度と目にも口にもすることができなくなったということだ。
つまり、あなたがこの記事を読んで「ふか河」の「焼豚弁当」を買いたいと思っても、それはかなわぬ夢なのだ(「おこわ ふか河」の店舗はエスタにしかないが、「ふか河」や同系列の「北彩」で販売する可能性がある、もしくは販売しているかもしれない)。
さて、この焼豚は『ラーメン北彩のオリジナル焼豚』ということだが、想像していたよりは硬めのしっかりした焼豚。3枚だが厚切りなのでけっこうなボリュームがある。味はもちろん喝采もの。
ごはんは4種類のおこわ。おこわの横には筑前煮に昆布の佃煮と漬物。この手前半分エリアは『和』のテイスト。一方、弁当箱の上半分はラーメン丼の中の小宇宙って感じだ。煮卵1個分と青菜の煮物。さらに焼豚の下にはびっしりとラーメンが(ごま油で味付けしてある)。
もう、じゅうぶんに満腹となった。
お薦めなんだけど、でも、もう買えない。そんなあなたが不憫でならない。