私が生ラーメンを買ったワケは……
 昨日の記事で土曜日の午前中にカーポートの屋根の雪降ろしをしたことを報告したが-なお、この雪は空き地に運ばず庭にそのまま投げ積んだ-、その前日の仕事帰りに私はスーパーに寄って-もちろん『超』ではなくてsuper、つまりスーパーマーケットのことだ。superは『すばらしい』という意味だ-ラーメンを2種類買った。

 ともに西山製麺のものだが、スープはマルちゃんのものも買った。

20230107Ramen

 特一竜の「なつかし正油」については以前報告したように、私にとってはツボにはまった味。記事にはしていないが同じ特一竜シリーズの「なつかし塩」も私の好みだった。

 また、スープ付き生ラーメンではなく生ラーメン単品を買ったときには、西山のラーメンスープ(のしょうゆ)を買うのが私の常だが、妻が塩味が好きなこともあるし、鶏だしというのにも魅かれたのでマルちゃんの「鶏だし しお」を買ってみた。

 なぜ雪降ろしと、前日にラーメンを買うこととに関連があるというのか?
 大いにある!

 雪降ろしという危険を伴う過酷すぎる労働に取りかかるにはモチベーションをアップさせアップさせ笑いが止まらないくらいまでハイな気分にならなくてはならない。
 昼前に雪降ろしを終えたら、昼食はラーメン!このときの私にはラーメンがモチベーション・アップのための魔性の食べ物だったのだ。
 もちろんラーメンが好きなこともあるが、大みそかに放送された「孤独のグルメ」で苫小牧のカレーラーメンが取り上げられていて、カレーラーメンは全然食べたいと思わないけれど、要するに正月中はずっとラーメンモードだったのである。

 昨日の記事で報告したように、しかし、雪降ろし作業は想定していたよりも終わるのに時間がかかった。
 そのため、気を利かした妻が、私におにぎりとかしわそばを作ってくれていた。
 ありがたいことだ。
 そしてまた、このような親切に「今日はラーメンの気分だから、おにぎりとかしわそばはいらない」なんてことを妻に言える勇者のなかの勇者、別な言葉で言えば、恩知らずの命知らずな者がこの世にいるのなら、お目にかかってみたいものだ。チンピラの「ばぁ~か!」と言うよりも恐ろしいことではないか!

 私はかしわそばとおにぎり(たらこ)をおいしくいただき、軽く昼寝をし、午後の雪との戯れに出動した。

 その翌日の日曜日は、まったくもって穏やかな天候の朝で、私は午前中はパン屋(食パンを買ったが、お年始のお品もいただいた)とスーパー(すばらしい)に行き、家の中で音楽を聴いた。

20230108Flamme

 そして昼。
 マルちゃんのスープで、西山のラーメンを食べた。

20230108Ramen

 午後からは家の前の道幅を少しでも広げようと雪かき作業をしたが、もちろんラーメンがエネルギーの源になったのは言うまでもない。

 マルちゃんのラーメンスープ「鳥だし しお」は、ご覧のようにとても美しいスープ。
 おそらく私は初めて口にしたと思うが、味もとてもよかった。塩に関しては、西山の「塩」スープよりも自分には好みかもしれない。

BeethovenVcSonata ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827 ドイツ)の「ヘンデルの『ユダス・マカベウス』の『見よ、勇者は帰る』の主題による12の変奏曲(12 Variationen uber das Thema 'See, the conquering hero comes' aus 'Judas Maccabaeus' von  G.F.Handel)」WoO.45(1796)を、フルニエ&ケンプの演奏で。