上るのは怖いけど
 土曜日は一大決心をして、カーポートの屋根に上った。
 眺望を楽しむためでは、もちろんない。
 今週は気温が上がり、またこの先雨が降る可能性があるという予報だ。となると、屋根に積もった雪が湿り重みを増す。となると、屋根にかかる負荷が大きくなる。

 いまのところ積もっている量は50cmほどだ。このカーポートの耐積雪量は200cmなので、まだ余裕はあるが、湿った雪が再凍結したら降ろすのがやたら困難になるし、できるときに一度雪下ろししておいたほうが、心にも余裕ができると思ったのだ。

 このところ雪下ろし中にはしごから転落したなんている事故が頻発しているので、注意してはしごを上る。

 屋根に上がると、見た目以上に雪は深く、また硬かった。

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 そのため、1時間半くらいで終える予定だったのが、2時間半ほどかかった。

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 今回は、北海道新聞でも紹介された森脇俊文さんが提唱する雪かきスコップの持ち方を試してみた。
 私は雪かきスコップの柄を持つ手を逆手にするが(それがふつうだ)、手の甲が上になるよう順手で持つというものだ。
 こうすると、逆手で持った場合に使う上腕二頭筋(大きな筋肉ではないので疲労しやすい)の代わりに広背筋を使いやすくなり、大きな筋肉を使って雪を投げることが可能になるんだという。また、雪を投げるときにスコップに横回転のトルクがかかるようになり、腹筋を活用しやすく、腰への負担も軽くなるんだとか。

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 慣れないため、まだまだよく効果のほどはわからないが(気づけば逆手に戻ってしまっているし)、順手で持つと、雪を投げたときに遠くまで飛ばせるような感じがした。
 この持ち方に慣れなくちゃ。

 ゼンフル(Ludwig Senfl 1486頃-1542/43 スイス)の山に登れ(Dort oben auf dem Berge)。

 ゼンフルについて、井上和男編の「クラシック音楽作品名辞典」(三省堂)ではこのように紹介されている。

 皇帝マクシミリアン1世の宮廷作曲家イザークに師事。1517年イザークの死で宮廷作曲家となるが、マクシミリアン1世の死で聖歌隊は解散。4年後にバイエルン公ヴィルヘルム4世の宮廷礼拝堂の作曲家に迎えられた。ルネサンス期ドイツ音楽の最大の作曲家。

Virture and Vice