地域応援実行
みなさん、昨日は日ごろの勤労に感謝したことと思うが、一夜明けた今日のこのブログは昨日の記事の続きである。
船は苫小牧港を出港し、天候に恵まれ大きく揺れることもなく、無事翌日の昼すぎに大洗港に着いた。
夜は大洗で味見程度に少量だけアンコウのどぶ汁を食べ、宿泊地である水戸に移動した。
ホテルにチェックインすると、クーポン券がもらえたので、私と上司・同僚4人それぞれがクーポン券を握って、それが使える駅ビルのチェーン居酒屋へ。
ホテルのすぐそばでもあるので、おなか急降下となったときには即・帰室できるという安心感もあって、そこそこたっぷり飲んだ。
翌日は水戸駅から特急「ときわ」に乗り、品川へ。品川で京急に乗り換え羽田空港に。
久しぶりのちとせラーメンに心は踊る
このときの私はすでに「ちとせラーメン」モード。
昼すぎに到着する私が乗ったANA〇〇便は定刻よりも10分ほど早く新千歳空港に着陸。
私はわき目もふらず、3階のフードコートに向かった。
「ちとせラーメン」の醤油ラーメンを口にするのは、このとき以来、約3年ぶりだ。
13時少し前で、フードコートはそこそこ混んでいた。
私は「ちとせラーメン」に近い場所にある2人掛けのテーブルをキープし、「ちとせラーメン」へと向かった。
オーダーしようとしたとき、あれっ?雰囲気もメニューも変わった?
そして視線を上げると。
な、な、な、なにぃ~?
「ちとせ」じゃなく「札幌」になっている。
私はショックで床に崩れ落ちそうになった。
3年の歳月の間に、「ちとせ」を新千歳空港から姿を消してしまったのだった。
悲しい。
しかし、いつまでも呆然としているわけにはいかない。
「ちとせ」がダメなら、「弟子屈」しかない。
「ちとせ」を知る前の私は「弟子屈」の「むかし醤油」派だったではないか!気持ちを切り替えよう!
私は舞うように回れ右し、おとなしく主人を待っている荷物を取り行き、競歩の選手並みの速さで「弟子屈」に向かった。
「席開いてます、すぐご案内できますよ!」というお姉さんの言葉にさらなる後押しをされ、むかし醤油ラーメンに小ライスを頼んだ。
ああ、なんとすばらしい光景なのだろう。
箸袋に書いてあるとおり、私が笑顔になったのは言うまでもない。