飾られ続ける2冊
 はっきり言って、昼間の江別の条丁目エリアを散策(探索)していると、人けがあまりなくてだんだん寂しい気持ちになってきた。

 さて、私はパチンコをしないので知らなかったが、そして近くに行くまで気づかなかったが「大黒天」は閉まっていた。てっきり江別店を閉じたのかと思いきや、「パーラー大黒天」を経営していた会社そのものが倒産したんだそうだ。それも4年前の2018年に。

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 この広い敷地、この先どうなるのだろう。

 もう一度北洋銀行方向に戻ると、ちょうど銀行の向かいには、これまた閉店した本屋が。
 「いとう書房」と読める。
 なぜ「病気にならない健康情報の真実」と「北海道民のオキテ」の2冊がそのまま置かれ続けているのだろう?何かのメッセージだろうか?

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 いずれにせよ、色褪せ度合いが店を閉じてからもうずいぶんと経つことを語っている。

 その隣には、やはりもうやっていない(と思われる)美容室が。

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 私はいつも給油しているホクレンSSの方へ歩みを進めた。

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 そのスタンドの裏手には、おそらくむかしは栄えていたに違いない店の痕跡が。

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 このシャッターに天使が描かれている店は、何の店だったのだろう?

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 ってことで、謎を残したままこのシリーズを終える。

 H.ヴァイス(Harald Weiss 1949-  ドイツ)の「静かな壁(Stille Mauern/Silent Walls)」(2003)を。

WeissStillemauern
 ※追加情報
 この記事をアップしてすぐの朝のうちに、本屋も美容室も営業しているというコメントが寄せられた。情報ありがとうございました。