仕事の前にひと仕事
おとといの朝は、出勤前にバラに殺虫剤を散布した。
出勤前と言っても、この日は在宅勤務だったので出勤先は自宅であり、通勤時間が発生しないので、時間的には余裕のよっちゃんだ。
朝からそこそこ風があったし、午後からは雨になるということで、農薬散布には適さない天気ではあったが、あまりに多くのアブラムシがほとんどのバラの株をむしばんでいる。このときにやらないと週末までアブラムシたちの饗宴を止めることができないことになる。それは耐えられない。
ドリフト(飛散)しないよう配慮して、噴霧器ではなく霧吹きを使った(写真は散布後すぐの様子。苦しんだアブラムシが離脱し始めているのがわかる)。
今回使ったのはマラソン乳剤。
ベニカ水溶剤も買ってあったのだが(この薬を買うのは初めて)、そうだ絹さやえんどうにも今のうちにかけておこうと思い、マラソンを選んだ。
被害拡大前、そして収穫時に残留しないよう早めの対処
絹さやえんどうは30センチほどまで伸びたが、早くもエカキムシ(ハモグリバエとかハモグリガとかナモグリバエなどの総称)の被害が発生し始めている。昨年は葉を指でつまみ、葉のなかの虫(幼虫)を押しつぶして退治した-テデプレスと命名した-が、それをやるにはまだ葉が小さすぎて作業しにくいのと、いまのうちなら農薬をかけても収穫するときには残留しないので、マラソンをかけることにしたのだ(エンドウに対しては、マラソン乳剤は収穫の7日間まで使用可能)。
ご存じのように、農薬には作物によって有効か有効でないかが決まっている。有効でないものをかけても全く効果がないわけではないのかもしれないが、有効なものを選んだ方が良い。
これはベニカ水溶剤のパッケージ。
この薬はエカキムシに関しては、トマトやミニトマト、ネギには有効だが、エンドウの記載がない(バラのコガネムシに効くとは朗報だ!)。
さらに住友化学園芸のホームページでエカキムシの作物別の有効薬剤を調べてみると、このようにエンドウにはマラソン乳剤が有効なのである。
話が長くなったが、そういうことでこの日はマラソン乳剤を散布したのである。
今回は野菜は絹さやえんどうにだけかけたのでマラソンだけにしたが、次回はエンドウのほかにもナスやトマトなどにもかける予定なのでマラソンとベニカ、さらに殺菌剤のダコニールの混合剤を散布しようと考えている。なるべく農薬は使わないように心がけはするが……
いや、実はすでに虫食いが始まっているコマツナにもかけた。マラソンはコマツナには有効薬剤ではないのだが……ごめんなさい
クープラン(Francois Couperin 1668-1733 フランス)の「羽虫(Le moucheron)」。
クラヴサン曲集第2巻(1717刊。第6~12組曲)の第6組曲の第8曲。
廃盤 ↓
アブラムシも雨で洗い落とされた、あるいは風で吹き飛ばされたに違いない。
なんて懐が深いのでしょう!
私は(野菜には)許しません!
MUUSAN
が
しました