20220408Ten,ichi
  値上げの春……
 先週の金曜日の昼食は東急百貨店で買った。

 久しぶりに「天一」の天丼弁当「竹」にした。さつまいも天をなすの天ぷらに替えてもらったのは言うまでもない。

 そして久しぶりゆえに、変化が起こっていた。
 これまで税込み810円だったのが、864円になってしまっているではないか!
 税別価格で50円、税込価格で54円である。うん、きちんと計算はあっている。

 店員さんに「値上がりしたんですね」と暗い声で言うと、「すいません。上げたくないんですけど、しょうがなくて」と申し訳なさそうに答えた。

 店員さんを元気づけようと、私は「天ぷらだから揚がって当然!」と言いたかったが、実践に移す勇気はなかった。

 札幌駅の弁菜亭の駅弁「幕の内 いしかり」の850円より高くなった。「知床とりめし」の900円に迫る価格だ。

 でも、駅弁の方もこの先値上がりする可能性はある。
 いしかりが巻き返し、知床が引き離すなんて恐ろしいことが起こるかもしれない。

 なんでも値上げで困ったものだ。

 なお、天丼「竹」は、なぜか店員さんの間では「今月の弁当」と呼ばれている。
 レシートにもそう書かれている。
 毎月いっしょなのになぜだろう?

SchnittkeFilm シュニトケ(Alfred Garrievich Schnittke 1934-98 ロシア→ドイツ)の「上昇(The Ascent)」(1976)。

 同名の映画のための音楽だが、↓ のCDでシュトローベル編の組曲として聴くことができる。